で、荒っぽく検索をかけてみたが、欲しい証拠には当たらなかった。
いや、先の戦前か戦中か、内蒙古に潜入した中野学校出身のスパイ二名が、朝、顔を洗い、卵かけ御飯を食べるという現地の慣習には無い奇行を二つまとめてやったので、幾ら言葉は達者でもモンゴル人でないことがバレちまったという話なのだけど。
その逸話を読んだ私は、バカめ、そういう中途半端なことだからイクサに負けたんだべ、とせせら笑い、以後、長い間、それを事実と信じていたが。でも、ある時気づいた。この話はおかしいと。
そもそも遊牧の民と行動を共にしながら鶏卵をそう簡単に入手できたわけがない。たとへ入手できても、その卵が生食に適するものかどうは分からない。
そして、最もおかしな点。
いやしくも中野学校で諜報心得を叩き込まれた者が現地人と明らかに違うことをするか?しかも目撃者のあるところで!
有りえねえ。
従って、上記の「中野学校をバカにする」逸話は恐らくサヨク筋が捏造したウソだと思うのである。
この露西亜から来た美女は、ご飯の上に直接卵を割り、ご飯とヌルヌルの卵をいきなり混ぜ混ぜして醤油すら垂らさず召し上がりつつ、おいしい〜♪ とのたまったので、群がる日本人ファン共による「醤油を!醤油を!」の絶叫でコメント欄が一杯になった。
〜何ごとにも先達はあらまほしきこと也(兼好法師)
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