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2015年04月20日16:26

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今日の亜季ちゃん　29（舞台「正しい教室」③）

前田亜季ちゃんの出演している舞台「正しい教室」を見てきました。 4月13日（月）、渋谷パルコ劇場にて午後7時開演分です。

前回・前々回に続いてネタバレします。もう終演していますが、ネタバレが嫌いな方は、
下の亜季ちゃんのアヒル口画像以降はご覧にならないよう、ご注意ください。（ 4月19日に千秋楽を迎えました。）

姉の代わりに暴力教師に立ち向かった妹の亜季ちゃんですが、「こういう口うるさい親族っているよなー」と頭をポンポンされ軽くいなされてしまいます。

慰謝料なんて取れるのかよーなどと不毛な会話をしている生徒たちに、次は教師が反撃します。

杖を突いている元教師は、体育の教師だったのですが、生徒たちの悪戯で落とし穴（５ｍ掘ってあった）に落とされ、足首にケガをして体育教師が出来なくなりました。犯人がお前らなのはわかっているんだから俺に慰謝料を払え、と。

…訴訟合戦になってきました。

さて生徒の一人は昔と同じ学校の、先生になっていました。昔、生徒に嫌われまくっていた元教師を反面教師として、生徒全員に好かれようとしましたが、ある生徒に誤解されて悪口をＳＮＳで拡散されて教師をクビになりそうになっていました。

「あなたを見て、生徒全員を好きになろうとしていたのに、こんな風になってしまった」と生徒は憤慨します。

「オレは嫌いな奴は嫌っていたよ。全員を好きになるなんて無理だ」と言い放つ元教師。

どちらの考え方が「正しい」のでしょうか。どっちも生徒が教師を憎むという事態が発生してしまいました。それともどちらも「正しくない」のでしょうか。

いちおう物語としては元教師がまとめる形で

・子供のネットへのカキコ程度じゃ教師をクビになんてならんよ（まあそうか…）
・子供たちの声に出せない悲鳴を感じ取ってあげようじゃないか（難しいけど…）
・落とし穴の件は、もういいよ。昔の話だ（そうなんだ…）

という事で、絶望から少し希望が見えるなか、幕でした。

…おいおい、亜季ちゃん姉妹の話はどうなったのか。

実は姉の子供が池に落ちて死んだのは事実なんですが、他の原因で精神を病んでいた姉の過失であったようなことを、姉本人が亜季ちゃんに自白したのです（ハッキリとは言いませんが）。

これはハシゴをはずされた亜季ちゃん、ビックリ仰天です。後半、舞台上の雰囲気がやや上向いて幕なんですが、亜季ちゃんは堕ちたまんまですってば。おーい、蓬莱さーん。

ほとんど出ずっぱりだったから、ま、いっか。（おいおい）

さあ次は栗山さんの舞台ですね。休む間もなく、お稽古なことでしょう。大変です。
そして亜季ちゃんの２０代最後の御姿を、しっかり目に焼き付けたいと思います。

（この項、おしまいです。）

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