mixiユーザー(id:7323054)

2015年04月15日12:19

296 view

西のトルコ、東の日本

 アルメニア人虐殺は2回あります。1度目は19世紀末と、2度目は20世紀前半です。19世紀末の虐殺について同じぐらいに批判を浴びた国は、日清戦争の時の日本です。日本軍は旅順港で大量の中国人を虐殺しました。
 さらに日本の南京事件はナチスドイツのアウシュビッツと同じぐらいに批判をあびてます。こうやって考えると、19世紀末と第二次世界大戦と二度、東の横綱となったわけであります。ドイツとトルコと異なるのは被害国が同じ、つまり、中国だということです。このことも考えてみる必要はあるでしょう。


■ローマ法王、アルメニア人虐殺は「20世紀最初のジェノサイド」 トルコが反発
(産経新聞 - 04月13日 20:37)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=diary&id=3369605

 【ベルリン=宮下日出男】ローマ法王フランシスコは12日、バチカンのサンピエトロ大聖堂で行ったミサで、第一次世界大戦中のオスマン・トルコ帝国で起きたとされるアルメニア人虐殺について「ジェノサイド(民族・集団の計画的な抹殺)」だと非難した。ジェノサイドを否定するトルコ側は強く反発しており、双方の関係がぎくしゃくしそうだ。

 ミサは1915年の発生から100年に合わせ、追悼式典として行われた。今月24日を虐殺の追悼日と定めるアルメニアからはサルキシャン大統領や宗教界関係者らも参列した。

 法王は人類が前世紀に経験した「前例のない3つの悲劇」として、アルメニア人虐殺とナチス・ドイツ、旧ソ連のスターリン下での残虐行為に言及。そのうちアルメニア人虐殺は「20世紀最初のジェノサイド」であり、これを隠蔽したり否定したりすることは「手当なしに傷口から血が流れるままにするようなものだ」と非難した。

 法王はブエノスアイレス大司教時代から、この問題をジェノサイドと位置づけており、今回は故ヨハネ・パウロ2世が2001年、アルメニアの宗教関係者との共同宣言で用いた表現を踏襲した。カトリック教会としての認識を一段と明確にした形だ。

 これに対し、トルコのエルドアン大統領(当時首相)は昨年、哀悼の意を表明したが、ジェノサイドは否定している。

 英BBC放送などによると、ロシアやフランスなど20カ国以上がこれまでに虐殺をジェノサイドと認める一方、米国などはトルコとの関係を配慮し、この表現を避けている。

 トルコのチャブシオール外相は12日、「法的にも歴史的にも事実でない発言は容認できない」と反発。協議のため、駐バチカン大使を本国に召還した。

 法王は昨年11月、トルコを訪問してエルドアン氏と会談。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への対応を念頭に、テロ撲滅のため異なる宗教の間で対話を促進する考えを示したばかりだった。

■アルメニア人虐殺問題

 1915年、オスマン帝国軍がアルメニア人を虐殺したとされる問題。アルメニア側は組織的に150万人が殺された「ジェノサイド(民族・集団の計画的な抹殺)」だと主張。トルコは、ロシアのトルコへの攻撃を助けて反乱を起こしたアルメニア人を鎮圧する戦闘のさい、双方に30−50万人の犠牲者が出たとし、ジェノサイドを否定している。

10 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する