癒やされる「お迎え言葉」で幸せになろう!―「ゆっくりしててね」
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今から1ヶ月ちょっと前の話。
仕事から帰ってきたら、嫁から一枚の紙を渡された。
「はい、これ。
はるちゃんの幼稚園の卒園記念にタイムカプセルを埋めるんやって。
そのタイムカプセルに、ハタチのはるちゃんに向けてパパからメッセージを書いて欲しいって。」
嫁にそうやって渡された一枚のメッセージカード。
はるちゃんがハタチといったら、僕はもう、55歳になっている。
果たして僕は、その頃まで元気で、はるちゃんやみのりくんの成長を見届けていることが出来るだろうか。
そして、はるちゃんは果たして、どんなオトナになっているだろうか。
そんなことを思い巡らしながら、僕はメッセージカードを前にペンを執った。
ハタチになったはるちゃんへ。
果たして、このメッセージを読む頃には、はるちゃんは、パパのことをパパと呼んでいるのかな?それとも、お父さん?それともオヤジ?
どちらにしても、今、このメッセージを読んでいるということは、何よりはるちゃんが成長したという証。
本当におめでとう。
パパがこのメッセージを書いている14年前は、はるちゃんはまだ幼稚園児で、パパが書くこの文章も読めなかったんだよ。
ハタチになった今。
はるちゃんはどんな大人になっていますか。
はるちゃんが生まれた時。
パパははるちゃんに、どんなことでも良いから自分がこれだと思ったこと、一つでいいからそれに向かって努力し、やり通すことのできる人、一つでいいからその道のプロフェッショナルになるような人になって欲しいと、よしはる、という名前を付けました。
この先、はるちゃんの目の前には、今よりももっともっと困難で辛い道が待ち受けているかも知れない。
でも、どんなに辛くとも自分が目指して決めた道ならば、惑わずやり通す人になってください。
パパは、どんな形であっても、いつもはるちゃんの味方で、はるちゃんのことを見守っているからね。
じゃあ、これから人生の中でも、一番楽しい二十代を謳歌してくださいね。
きっと、その経験は貴方の人生にとってプラスになります。
僕はペンを置いた。
そして、嫁に読まれないよう、そっとそのカードを二つ折りにして、封筒に入れ糊付けした。
僕はまだ人生の半ばにいる。
自分の信じた道を進む、その半ばに。
そんな僕に息子たちは幸せを運んでくれる。
どんなに疲れて帰ってきても、玄関のドアをガチャっと開けると、パパ〜と言って出迎えてくれる、はるちゃんとみのりくん。
その2人をただいまとギュッと抱き締めると、それだけで1日の疲れが吹っ飛ぶ。
その2人が大きくなって。
そしてこの家から羽ばたいて行ったとしても。
2人が悩み、困難にぶち当たった時、そんな2人の癒しを求めて帰ってきた時。
2人を出迎えることができる家であればいい。
2人には幸せや癒しをこれまでもイッパイもらったから。
それまで嫁と2人、元気で仲良く暮らすことが出来れば、僕は最高の人生だ。
追記。
この日記を最後に、僕のお試し期間は終わりです。
短い間でしたが、仲良くしてくださった方、コメントやメッセージをいただいた方、本当にありがとうございました。
また、何処かで会える日を。
nao
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