人生は一歩一歩歩いていくものだと考える人もいます。
私は、ミュージカル、サウンド・オブ・ミュージックの中の歌の、全ての山を登れ、みたいなもので、越えなければならない山があり、渡らなければならない川があると考えるのです。
山には、道がなく、川には橋がありません。
自分で藪漕ぎをして、山を登り、川はなんとかして渡るしかないと私は考えるのです。
たまたま、今の職場に限れば、会議室の設営を教わって覚えるのは難しくはないと思うのです。
ただ、教えてくれず、まだ覚えられないのかと、責められ続けると、現在の状況に陥るのは、無理からぬところです。
全ての山を登る気になれば、何とかしようとなります。
これは、一歩一歩進むというより、一山越える体験であり、飛躍です。
人生は連続でなく、生の飛躍からなるというのは、フランスの哲学者、ベルグソンの考えですが、私も同意見です。
今回の異動は自分に合わないところへの異動ではないのです。
すごく合っているところへの異動なので、嫌がられるという困った状態なのです。
自分のボジションを奪われたくないと考える人を責める気にはなりません。
大変な努力をして、手に入れたものを、遊んでいるようにして、クリアしていくのを見たら、誰でも頭に来ます。
たまたま、ホールに辿りついてしまったのが、不思議なのです。
困っているときに助けてくれる人もいますので、意外と味方はいるのですが、足を引っ張る人もいます。
柳に風と受け流して、しなやかに乗り越えたいものです。
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