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2015年04月13日15:44

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四月の定例研究会の案内

今月の定例研究会は下記の通りです。
■4月18日(土)
■午後7時〜10時。いつもは6時から9時ですが、今回は1時間遅くなります。以降は、随時解散までオフ会を兼ねた二次会(こちらだけの参加も可)。
■この間、新左翼や全共闘論から連合赤軍論や黒龍会論に続き、シェーンベルク論、ワーグナー・ニーチェ論と音楽関係の拙論を読んできましたが、今回は、三島由紀夫の精神上の師でもあった蓮田善明についての『東大陸』誌の拙論を読みます。
※蓮田は終戦時に陸軍中尉として任務地のジョホールバールで自決しており、またそのロマン主義的傾向から、保田与重郎と比較されることも多々ありますが、多くの蓮田論に見られるような死の美学論的なものとは異なった鴨長明論の蓮田善明について、そして蓮田の古今和歌集論やその弟子の三島由紀夫と共に、日本におけるアルミン・モーラーがいう意味での保守革命(モーラーは、戦後、『鋼鉄の嵐の中で』や『労働者』等のエルンスト・ユンガーの私設秘書を勤めていた)について考えたいと思います。テキストは、コピーを用意(実費)。
※『東大陸』は、戦前・戦中、中野正剛の率いる東方会の機関誌でしたが、それを1990年に、中野の側近で、戦後は福岡市長を勤めてきた進藤一馬(玄洋社の最後の社主の進藤喜平太の子)の承認の下に、東方会の突撃隊でもあった東方青年隊の隊長であり、戦後は熊本県人吉市長を勤めた永田正義を代表として正式に再刊されたもの。
※二次会は、研究会とは別に、思想から政治、文学、芸術その他、関心あるテーマについて随時、自由にみんなで話しています。
※参加者は、年齢的には、上は60代の元全共闘の世代から下は20代の現役学生まで幅広く、回によって異なりますが、元極左や現右翼をはじめ、大学教員、院生、学部生から芸術活動家、一般社会人まで様々です。
■味園ビル2F Torary Nand
※難波・千日前の、最近は「裏難波」とも形容される界隈にある、かつてはユニバースという日本最大級のキャバレーがあり、娯楽の殿堂とされ、今はサブカルの聖地ともされる味園ビルの2階で、両側に店舗の並ぶ廊下を突き当たり、左に曲がった処にTorary Nandがあります。研究会は無料ですが、場所を提供してくれるTorary Projectへのカンパを兼ねてワンドリンク制にしています。
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