mixiユーザー(id:2438654)

2015年04月11日20:34

511 view

新国立劇場オペラ 運命の力

作曲: ジュゼッペ・ヴェルディ
指揮: ホセ・ルイス・ゴメス
演出: エミリオ・サージ
美術・衣裳: ローレンス・コルベッラ

レオノーラ: イアーノ・タマー
ドン・アルヴァーロ: ゾラン・トドロヴィッチ
ドン・カルロ: マルコ・ディ・フェリーチェ
プレツィオジッラ: ケテワン・ケモクリーゼ
グァルディアーノ神父: 松位 浩
フラ・メリトーネ: マルコ・カマストラ
カラトラーヴァ侯爵: 久保田真澄
合唱: 新国立劇場合唱団
管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団

ヴェルディの運命の力、全く予習どころか予備知識なしで初めて観てきました。楽しかったです!

何より、ヴェルディの音楽は聴きやすいです。初めてだったのに耳にしたことのある(ということは多分有名な)メロディも何か所もあって初心者に優しい。ストーリーは、レオノーラとアルヴァーノという恋人達がいて、レオノーラの父・兄をアルヴァーノが殺してしまい、最後にはレオノーラ本人も死んでしまうという何とも救いようのない話なのですが、そこに美しい音楽と信仰心が入ると作品としては後味が悪くないものになっているように感じました。あと、アルヴァーロとカルロの男性二人の絡みが長いのも好き♪

歌手の皆さん、みんな安定していて声量も十分でよかったです。レオノーラ役のタマー、歌だけでなく3階席からだとルックスもよかった。アルヴァーロ役のトドロヴィッチ、オペラ歌手にしてはスマートでスーツとか軍服がすっごい似合う。ちょっと演技がクールで、もう少し情熱的だったらもっとよかったかも、とは思いましたが。この人とカルロ役のフェリーチェ、ルックスも声もつり合いがとれてて、一緒に並んで演技したり二重唱したりしてるところが何とも様になっていてよかったです。あと、プレツィオジッラのケモクリーゼさん、この方本当に美しいですねー。存在感十分でした。

オケも鳴らすところは鳴らす!という意思が伝わってきて気持ちよかった!そして指揮者のゴメスさん、実はこの方が一番イケメンでした〜。

新国のオペラはここのところワーグナー作品で二度ほどビミョーだなと思ったのですが、今回は満足。やっぱりワーグナーって難しいんですかね。

8 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する