演劇通ではないので的を射ているか分からないが、この作品については感情移入が出来なかった。
それが、セリフなのか演技なのか、ストーリーなのか、良く分からないが、休憩を挟んで2時間35分という長編で様々過ぎる出来事が展開するのだが、それがかえって中途半端に繋がって見えたのかも知れない。
至近で云えば、文楽の方がもっとストーリーにのめり込むことが出来た。
寺島しのぶが当に身体をはった演技で良くやっているという印象を受けたが、男陣は沢山出ていて、特段内野が目立っていたとも思えない。
この「禁断の裸体」は既に映画化されているようだが、その方が描きやすいし、ストーリーに引き込まれやすいと思う。
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/15_kindan/index.html
ログインしてコメントを確認・投稿する