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2015年03月30日19:42

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初!救急車

 いよいよ今週の木曜日に初夜勤の勤務がある。先週は薬係を行ったので、今週は1番大変な診察係。主任さんも「急には覚えられないだろうから、徐々にで大丈夫だよ」と。

 しかぁし!!何と職員2人が体調不良で休みとなり、急に職員の体制が厳しくなり・・・でも、とりあえず夜勤前に診察係の流れでも覚えてもらおうと言う事で、教えてもらう事になった。

 他の人は違う仕事があるから、ステーションには私と私に診察係の流れを教える職員だけとなり、色々教わっていると・・・外来から内線があり、「吸引器を使いたいのですぐそちらの病棟に向かいます」と。

 外来に吸引器がないの!?と思い、痰の多い人でもいるのかな?程度に思っていたら・・・心肺停止状態の人が車椅子で担ぎ込まれてきた。こう言う病棟なので、実は吸引器や酸素のある部屋は1つしかなく、しかも運悪く状態の悪い人がいて、酸素も吸引器も使っている状態・・・・泣き顔ふらふら

 その部屋は3人部屋だったので、とりあえず1人を車椅子に移乗させ、ベッドを空けてそこへ心肺停止となった人を寝かせ、蘇生の開始。患者さんを連れてきた外来ナースはさっさと退散し、Drも外来があるから、と病棟に他の先生が来たら退散してしまった。全くヒドイ話だ!!ちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)

 心マ+アンビューしながらルートを確保し、ボスミンや硫アトを静注。12誘導も行い(モニターはない)・・・経験上蘇生は無理か・・・と思ったのだけど、奇跡的に波形が戻り血圧も上がってきた。SPO2も上がってきたのだけれど、結局自発呼吸はなかったので、挿管。いや、まさか精神科の病院で挿管の介助を行う事になるとは・・・!!色々経験してきて良かったと思う瞬間。

 バルンも入れ、ある程度落ち着いたので他の病院に救急搬送しようと問い合わせるも、どこの病院も受け入れ拒否。6軒くらい断られ、結局受け入れてくれたのが独協病院だった。

 既往に精神疾患があるためか、死にかけている状態からかわからないけど、他の病院からしてみたら厄介だと思われる患者さんは受け入れたくないんだよな。仮に受け入れて、すぐに死んでしまって家族に訴訟だ何だ言われるのもメンドクサイ。前々から私が思うのは、そうやって何でも訴訟だ何だ言うから、どこの病院もリスクのある患者を受け入れなくなってしまい、結局自分たちの首を絞める事になるんだよな。

 もちろん群馬大のようないい加減な医者がいるところもあるから、全てそこの医者に委ねろ、とまでは言い難いけど、少なくとも人間なのだからミスはあるとして、何でもかんでも訴訟問題にするのは間違いだと思う。身内を亡くしたり医療事故で重度の障害を患う辛さはわかるけれども。


 話が逸れたけど、結局そんな感じで私が救急車に乗って独協病院に行く事になった。私が死にかけた時には救急車に乗ったのだろうけど、こうして看護師として救急車に乗るのは初めてで、救急車の中の設備の充実さに驚いた。モニターもあるし、一通りの医療器具は揃っているようだった。運転手は運転に専念し、助手席に座っている人がボタンを押してサイレンを鳴らしたり、マイクで話したりしていた。んで後部席の人は1人でアンビューを押し、患者さんの血圧などの看護に当たっていた。家族は2人いて、後部席には3人まで座れるようになっていた。

 病院に着き、とりあえず申し送りを行い、その後は家族と一緒に外の待合室で待機。救急車の中でもそうだったけど、家族にしてみれば本人がどういう状態かもわからないし、今後の事もわからず不安だと思ったので、とりあえず今まで行った事や現在の状況などを丁寧に伝え、安心させるよう努めた。

 申し送りが早く終われば救急車に乗って病院まで戻る事ができたみたいだけど、結局色々検査を行った後にまた話があり、私はタクシーで帰る事になった。タクシー代は救急車に乗る時にもらっていたので、経費で落ちるようだった。



 と言う事で・・・・初めての診察係の慣らしの予定が、救急救命を行った事で今日はできず仕舞いげっそり大体何で外来の患者さんの急変を全く関係ない病棟の看護師が行う??主任にこう言う事はたまにあるのか確認すると、こんなケースは初めてだと。そりゃそうだよね。てか、外来にも吸引器や救急カートぐらい準備するようにしろよな〜ちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)

 人が少ないうえ、バタバタしたので大変疲れました泣き顔今週は夜勤の次の日も日勤があるので6日連続勤務です。。。。まだ初日が終わったばかり・・・ふらふらふらふら
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