mixiユーザー(id:7840992)

2015年03月29日06:15

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今日は桜を見に行こう・・・かな。

元々、花見は、中国から伝来した「梅」を奈良時代の貴族が観賞した行事が起源だと言われています。
奈良時代には「梅」だったのが、平安時代になって「桜」へと変わってきたようです。
原因として、遣唐使の廃止、唐の滅亡などで唐風文化が廃れ、平安時代に国風文化が育つに連れて徐々に「桜」の人気が高まっていった、と考えられています。

奈良時代は和歌などで単に「花」といえば「梅」をさしていました。
万葉集においては梅の歌118首に対し桜の歌は44首に過ぎなかったのです。
それが、平安時代の古今和歌集ではその数が逆転し、「花」といえば「桜」を意味するようになったようです。

難波津の咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花(王仁)・・・この花は「梅」

ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ(紀友則)・・・この花は「桜」


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