いや〜ついに本日最終回を迎えてしまいましたねぇ、「ガンダム Ｇのレコンギスタ」。
始まった当初はわからなかったが、終盤そして最終回になってわかったＧのレコンギスタのテーマは「原点回帰」なんだということでありますね。
そもそもの「レコンギスタ」は「回帰」を意味する言葉で、中盤から出てきた月の勢力「トワサンガ」や金星の勢力「ビーナス・グロゥブ」等宇宙の民が画策した地球帰還作戦の作戦名のことでもあり、結果的にそれにまつわる物語だったわけであります。
さらに、最終回のサブタイトル「大地に立つ」は、（地球の）大地に立つ＝地球帰還を意味するタイトルだったと共に、ファーストガンダム第１話のサブタイトル「ガンダム、大地に立つ！！」のオマージュで、これも原点回帰を意味していたわけでありますし（爆
また、現実世界である西暦からガンダム即ちファンタジーの世界観である宇宙世紀、そしてリギルドセンチュリーへと移っていって、ラストシーンが現代の日本の風景の中というところでも、現実から非現実へ行き再び現実へ戻ってきた原点回帰、レコンギスタと取れるでありますしね。
そんな感じで世界観がなかなか濃い内容ながら、半年間ということで結構駆け足気味な展開の速さもありまだまだ掘り下げ切れていない部分もあるでありますが、やはり富野監督の作品、劇中の各シーンはほんと見どころ満載でありましたね！
独特な台詞回しやフレーズ（「なんじゃとて！」が未だに衝撃的（笑））から戦闘シーンの演出、特にその戦闘シーンの演出は、豪快なエフェクト等で迫力のある攻撃演出を多用する昨今の作品（とりわけ同時期に展開していた同じガンダム作品である「ガンダムビルドファイターズ トライ」）の中で、特にそんな豪快な攻撃エフェクトとか使わず今までお目にかかれなかったようなＭＳの動きだけで魅せる戦闘シーンを演出したのは、ほんと頭が下がる思いでありますね。これもある意味戦闘演出の原点回帰、レコンギスタだったのかもしれないでありますね（爆
なにはともあれ、そんな感じで難しい内容ながら戦闘シーンでなんだかんだで毎週毎週見入ってしまうガンダム Ｇのレコンギスタ、ロボットアニメとしてはほんと良かった作品でありましたね♪
そんなわけで、ガンダム Ｇのレコンギスタ、半年間お疲れ様でありました！
色んな意味で原点回帰をし、ある意味真のガンダム作品となって久し振りに真のガンダムを魅せてくれて毎週楽しい時間を与えてくださったガンダム Ｇのレコンギスタ、ありがとうでありました！
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