春うらら 山本リンダ うらうらら(心の俳句)
私の通勤鞄って PC常備だし、客先への書類が載ってると10kg近い時があるのですが。
先ほど、春の日差しを受け、軽快に、颯爽と、揚々と、朗々と、ルンルンと日比谷通りを歩いていたところ。
「あいいいいいいいいい」
日比谷通りの中心で愛を叫ぶ。
魔女の一差し ずきっ。
ひでぶ!
ギックリ腰は 腰の筋肉が劣化して、上半身を支えられなくなることが原因と聞いた。
そして、それは 物を取ろうとしたときや くしゃみをしたとき ちょっとした弾みでやってくる。
ずり落ちてきた鞄のショルダーをかけ直そうとしたときに・・・・・・。
肩に掛かるグラビティと、オレのインナーマッスルの均衡が崩れた。
「ええいいいやぁぁぁぁ」
このままでは腰から崩れる!
プロデューサーとの不倫関係のように危ないところだったぜ
もらい泣きするところだったぜ。
一青窈のビブラートが効いたのか、私はなんとか 立て直しギックリ腰を回避した。
今 ゆっくりと 歩き出す。
柔らかな風が吹く あの場所へ いや、会社へ向かってるのだけど。
愛を叫んでから もらい泣き、そして言葉では伝えることがどうしてもできなかった 優しさの意味を知るまでの この間 2秒。
仏の視座から見たら 愛の生き死になど、一瞬のことよ。
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