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2015年03月24日07:39

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ねずさんの ひとりごと 朝鮮コンス

ねずさんの ひとりごと 朝鮮コンス


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冒頭の写真は、見るからにお腹の痛そうなポーズですが、このおかしなお辞儀が、昨今急速に、「正しい礼法」として広まっているようです。
あらかじめ申し上げますが、全然、正しくありません。
みっともないだけです。

このお辞儀は朝鮮「コンス」と言って、もともとお辞儀の作法のなかった朝鮮半島を日本が統治したときに、彼の国で「日本の最も正しく美しいお辞儀の作法」として「間違って」広まったものです。
日本では檜扇(ひおうぎ)や笏(しゃく)などを手にして、両手をお腹の前で合わせるときも、肘は張らずに控えめな姿勢を取ります。(通常の立礼では手は体側か膝)

ところがそれだと、朝鮮半島のチマチョゴリを着たとき、巻きスカートであるチマ(裳)が、腕の両脇から前に垂れてしまって見苦しいために、このように両肘を張る無理な姿勢になっています。
もっともそういう、西洋式ドレスのように横に広々と広がるチマを着るのは、キーセン(妓生)くらいなもので、一般のチマチョゴリは、せいぜいふわっとしたワンピース程度にしか横に広がっていません。

ですので昔はこのお辞儀をするのは、朝鮮人経営の舞踊飲み屋のキーセン(妓生)の専売特許でした。
キーセンというのは、もともとは朝鮮の売春婦のことです。
つまり朝鮮売春婦独特のお辞儀の仕方であったものを、日本人女性たちに「正しい礼法」と嘘を教えて、日本人女性をまるで売春婦同然に見立てて悦に入っている低次元な仕掛け人がどっかにいて、多くの日本人が、それに嵌められ、気がつけば自然体で美しい日本式礼法が、消え去ろうとしているわけです。
これを仕掛けた人の、とてつもない底意地の悪さを感じます。

そんなわけで、このコンスについて、「とんでもないことだ」ということを、2013年7月に記事に書かせていただいたのですが、おかげさまでこの記事は、「日本の保守を装った日本人のような顔をして日本人のような通名を名乗り日本語を話すもとからの日本人でないみなさま」には、たいへん気になる記事だったようで、あちこちのサイトで、私を名指しで「デマを広めている」と批判がなされたのだそうです。

具体的にどこがどうデマなのか知りたいと思っていたところ、先日ある方が、「江戸しぐさ信奉者が広める朝鮮式お辞儀というデマについて」(http://getnews.jp/archives/777317)というサイトで、私の名指しこそないけれど、具体的事実として、日本の明治時代の礼儀作法の教本に、まさにこのコンスが「正しい作法」として書かれていると教えてくださいました。
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