贅沢にダブルでDR

3/22(日)は今シーズンのMy First Descent3本目となる、片品川に出撃しました。この群馬県の川も水力発電が多く、常日頃は川にほとんど水が流れていません。川に沿った県道62号線から、複雑に入り込んだ、土手の上に車を停めて出撃準備、まずは集合写真からですよね〜！！



右岸側の護岸の傾斜は、ロープでフネを降ろしました。



ベビトラではお約束のセイフティトークの後、伏田発電所の取水堰下から、8時40分スタート。



岩盤系の地形が特徴的で、初っ端から難解なルートを強いられます。



堰堤の上に見えるのが、県道に架かる万延橋です。その上流約500ｍにあるという、上久屋観測所の水位ゲージが0.70ｍでした。しかし、堰堤を挟んでいるため、水量判断はアテにならないという説もありますね。



しばらく岩盤系の地形を下り、昭和村役場脇の二恵橋の約500ｍ手前が本日の核心部。本流上に大岩があって、ポアオーバーした巻きが強烈なホール。全員でスカウティング、レスキュー要員を配置して、一人づつ慎重に降下します。本流を右へフェリーしながら岩を避ける、が安全ルートですが、柔道一直線な男前パドラーが唯ひとり…、肝を冷やしました〜！！(笑)



その他は、適度な瀬が度々現われる、楽しい流れが続きます。利根川水系ですから、スタンディングウェーブが心地いいです。本流に合流した、上越線岩本駅あたりの右岸でテイクアウト。対岸には伏田発電所があり、ちょうど送水区間を漕いだ勘定になりますね。ゴールには岩本発電所の放水路もあって、それが作る大きな岩本ウェーブでも遊びました。



お昼を簡単に済ませたあと、ツーラウンド目は利根川本流の子持セクションへ。綾戸ダム直下から、敷島マレットゴルフ場までのコース。まずはスタート地点の集合写真。背後の綾戸ダムに、2本放水が見えますね。この区間は今年3回目になりますので、慣れた感じのノースカウティングで行きました。



それでも綾戸簗の左カーブの瀬、キャンプ場の右カーブの瀬、水管橋のロングな瀬は緊張しました。水位ゲージは屋形原観測所が-0.34ｍ、大正橋観測所が1.09ｍ。何度行っても、どちらが正確なコンディションを掴んでいるか不明です。



今回は、アニーさんのランクルにロングボートの5艇積みを敢行。途中の高坂SA駐車場に、他の車3台を放置しての節約出撃でした。次回は、ロング＆ショートボートの各3艇積みにチャレンジして、夏休みの長距離遠征シュミレーションをしたいと思います。



今日到着した朝の気温は低かったけど、午前中はぽかぽか陽気。午後の子持セクションの頃には曇って来て、風が強くなりました。この贅沢なダブルDRには満足でしたが、翌日の筋肉痛が心配です。帰りの関越道スキー渋滞にハマったのが、本日唯一の失敗だったかも〜！！(笑)

写真はQ監督と、さきむらさんから拝借しています。また、Q監督編集の動画2本もシェアさせていただきました。