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2015年03月23日18:54

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☆☆☆全ては、夢の世界の出来事? 映画『渇き。』

全ては、





夢の世界の





出来事?





映画





『渇き。』





(動画)映画

『渇き。』予告編

皆さん、こんにちは!

マリータです。

訪問ありがとうございます。

今回も気になった映画に
ついて書きたいと思います。

タイトルは、

渇き。

役所広司さんは、
小さいころから、
好きな俳優さんでした。
この映画を実際観てみたら、
暴力シーンや、薬などの
過激な描写がたくさんあり、
人を選ぶ作品だと思いました。

内臓の露出もあるので、
R15指定映画です。

ストーリー

(wiki様より
参考にしました。)

元刑事の警備員の藤島秋弘は
コンビニでの大量殺人を
目撃してから間もなく、
離婚した元妻から
行方不明になった
娘の加奈子の捜索を依頼される。
しかし娘を探していく過程で
加奈子が悪名高い
不良グループと
関係していることが露見し、
さらに彼女の部屋から
大量の覚醒剤を発見。

いつしか藤島は、
娘が地元の裏社会や
財政界の人間までもを
巻き込んだ大規模な
犯罪行為の中心人物で
あることを知り、
彼女を中心とした
内部抗争に巻き込まれていく
うちに娘を探す手口が
徐々に凶暴になっていく。

そして3年前、加奈子は
クラスの中でいじめられていた
瀬岡という少年に目をつけていた。
瀬岡は自殺してしまった
加奈子の恋人の緒方のように
なりたいと思っていたが、
加奈子は既に彼に対して
冷徹な罠を仕掛けていた。

瀬岡は加奈子が抱くことに
なった狂気を味わい、
藤島は自ら加奈子に犯した
残酷極まりない
仕打ちを思い出すことになる。

キャスト

藤島昭和 - 役所広司


加奈子 - 小松菜奈

「ボク」 - 清水尋也

浅井 - 妻夫木聡

愛川 - オダギリジョー

松永泰博 - 高杉真宙

遠藤 - 二階堂ふみ

森下 - 橋本愛

長野 - 森川葵

桐子 - 黒沢あすか

咲山 - 青木崇高

辻村 - 國村隼

緒方 - 星野仁

島津 - 中島広稀

チョウ - 康芳夫

東 - 中谷美紀

金髪の男 - 葉山奨之

コンビニ店員 - 渡辺大知

愛川の妻 - 派谷恵美

☆☆☆

感想☆

ネタばれあり☆

元刑事で警備員の藤島。
勤務中にコンビニ殺人
事件が起きた。
現場に居合わせた藤島は
重要参考人として、
事情聴取を行われる。

妻と娘の家族とは離別。
常にお酒に酔って
いるような感じで、
暴言吐きまくる。
素行がかなり悪いので、
疑われても仕方ないなと
思うような主役ですね。
こういう役所さんもなかなか
怖いなと思います。

浅井刑事を演じる妻夫木さんも
甘いものを食べながら、
半笑いで、藤島さんと
迫ってくるなど、
危ない刑事を演じてました。

そんな中、離婚した妻から
娘の加奈子が失踪したという
連絡を受け、娘を
探そうとする藤島。
娘のポーチからは
薬が出てきて、ちょっと
異常なのかな?って
思いましたね。

加奈子の友人二人の
森下、長野に
加奈子について聞くも、
二人に逃げられる。
いきなり薬を渡せば、
逃げるに決まってるかも。
加奈子の精神科の先生にも、
冷たくあしらわれ、
藤島の精神は、徐々に
壊れていくのだった。
精神科の先生に処方されても
良かったのではと
思いましたね。

彼は刑事ではないため、
なかなか娘に
たどり着けない様子。

しかし得られた情報もあります。

小中学生の友人と
コンタクトに成功。
加奈子の過去の写真を
知ることになる。
加奈子には、緒方という
恋人がいたと判明する。
そして、加奈子は、
不良グループである、
「アポカリプス」の
リーダーである、松永を
付き合っていた過去も判明。

さらに中学時代の担任である東は、
加奈子が松永と交流が有り、
薬物も入手していたことを
知っていた。

ところどころに加奈子が、
「ボク」を助ける過去の
モノローグが差し入れられる。
「ボク」は加奈子に片想いのようだ。
加奈子は葬儀で遺体の
緒方にキスをするくらい
好きだったのだろう。

藤島は、松永が暴力団の
石丸組で薬を売りさばき、
娘をダメにしたと、
推測をする。

藤島は、加奈子がいなくなるが、
元妻を犯したり、
精神的に病んでる様子。
奥さんが愛人をつくったから、
家庭が崩壊したのかな?
藤島の暴力的な性格だったら
仕方ないかも。

松永の親の所へ侵入し、
親に暴力を降る所も、
凄いなと思う。
加奈子の直接的な
描写がほとんどない故、
加奈子とは何者か?という
見せ方は上手いなと思う。

物語の下り、藤島は
アポカリプスの松永に話を
聞きに行くことになる。
アポカリプスの松永は、
暴力団の石丸組から
目をつけられ、
内部抗争の状態であり、
アポカリプス内では、
松永に反乱を起こしていた、

藤島は松永たちのところへ
単身で突入するなど、
肝は座ってる様子。
そういうところは凄いなと思う。

藤島は警察に張られてる様子。
義父と、妻の桐子には縁切り
状態のようだ。

加奈子は、ボクと接触。
松永に接触を試みようと、
パーティーへ行こうかなと
思い出す。

その後、藤島は自宅へ帰るが、
今度は石丸組の手先が
藤島の家へ強襲。
道連れのギャルは、
石丸組の人間に殺害される。
かわいそうだなって思った。

彼らは何かを探していたので、
加奈子の覚せい剤かと思ったのだが、
彼らの狙いは、写真とネガであった。

目的の物が無いと知ると、
石丸組の人間は
去って行くのだった。

ところどころに挿入される、
若者たちが、ディスコで
バカ騒ぎするシーンは、
突然なので、びっくりしますね。
楽しむ若者と、ミスマッチな映像が、
逆に怖さを引き出してる。

その後、森下から連絡を受けて、
再会をする。彼女から、
もらったカギは、
加奈子が長野に預けた
ロッカーのカギだった。
藤島は、長野の元へ向かうが、
長野は誰かに殺された後だった。

限界にきた藤島は、
ついに覚せい剤に
手を出してしまうのだった。

覚せい剤に手を出し、
石丸組が探していた
「写真とネガ」を
ロッカーの中から
手に入れるのだった。
写真の内容は、
大人が少年少女との
情交の様子が
撮影されたものだった。

藤島はこの写真を警察に渡さず、
加奈子を救う材料として考える。

写真には、精神科の先生も
写っていた。
藤島は、精神科の
先生のところへ行き、
真相を聞き出す。

チョウという闇組織を裏で
動かす人物の存在が浮上してくる。

実は加奈子は、
チョウへ復讐するため
チョウが持っていた
写真とネガを持ち出し、
客のへ送りつけていた。

チョウは可愛い男の子が好きな
危ないおじさんであり、
加奈子のかつての恋人「緒方」や、
そして「ボク」も彼の
思うままにされてしまった。

松永は石丸組に
半殺しにされていた。
内臓が露出していたので、
オエッってなります。
緒方を殺したのも、
松永たちだった。
男色のチョウに
何度も抱かせて、
自殺に追い込んだ。
加奈子は復讐のために、
組織へ近づいた。
それを知っていたが、
松永は、加奈子に惚れてしまい、
写真とネガを盗むことに協力し、
石丸組につかまってしまう。

藤島は、捜査をしていくうちに、
娘の加奈子の事を全然知らないなと
思ってしまいましたね。

彼は夢について語りますが、
娘の加奈子は、
「不思議の国のアリス」が
お気に入り。
深い深い穴があり、
夢か現実かわからない世界。
深い深い不思議な国に
迷い込んだアリスに、
自分を重ね合わせます。

加奈子って、怖い子だなって
思ったけど、実はとても
純粋な子かなと
思いましたね。

…愛川。警察官だが、
大金を受け取り、
闇の仕事もこなすプロ。

愛川刑事の妻を犯し、
愛川に近づく藤島。
愛川は、実はチョウが雇った
殺人鬼で、チョウにも殺し過ぎだと
恐れられ、チョウ自身も殺害。
最終的には、息子の前で、
妻を殺し、藤島と乱闘する。
コンビニ殺人も愛川が
やったことのようで、
浅井刑事は、同じ刑事が
事件を起こしたので、
丸く収めようと藤島を
マークしていたようだ。

後半の見せ場が終わり、
加奈子の語りが入ります。

相変わらずアリスの
世界に入っている、
精神的に弱い彼女は、
今までの出来事も
夢の中の出来事で
片づけるのでしょうか?
加奈子と再会した「ボク」
彼女は今も夢の中に
いるようだ。

物語の下り、
藤島は先生と再会。
藤島は、加奈子の居場所を
探そうとするが、
自分の娘、晶子を
組織に売った加奈子を
許さずに、加奈子を
殺害してしまう。

怒り狂った藤島は、
先生を殺そうとするが、
雪山の加奈子の遺体を
見つけ出すまで、
先生を拘束し
続けることだった。

結局藤島は、
加奈子のことを何も
分からずに、
彼女の死を受け入れて
いくのだろうか?

この作品は、
憎しみの矛先が
どんどん変わって
いくものだと
思いましたね。
相手を憎しみ、憎しみ合う。
加奈子の「夢の中の自由」
だから、無自覚で人を
傷つけていくのだろうか?
翻弄されていく回りと、
彼女自身の死。
ある意味悲しい結末ですね。

物語の下りで、
殺し合うシーンなどは、
生々しくて見て
られなかったですが、
役所さんの新たな一面を
発見出来た映画でもありました。
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