mixiユーザー(id:280395)

2015年03月23日04:20

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オイルが漏れるのは、オイルが入っている証拠

空冷エンジンという奴は、水冷よりも熱膨張の影響が大きいので、放っておくとジワジワとオイルが滲んできます、

熱は燃焼室で発生しますから、そこに近いシリンダーヘッド周辺が最も高温になり、特に高温の排ガスが流れる排気ポート側は大変です。

写真のボルト留めされている黒いカバーは、排気側のタペットカバーで、この中にロッカーアームと排気バルブが収まっており、一番熱にやられやすい部分でもあります。

にも関わらず、この黒いカバーはマグネシウム合金で作られているため、熱による歪が出やすく、油断しているとナットが緩んでオイル漏れの原因になります。

完全にオイル漏れを止めるには、材質をアルミに変更して補強のリブを入れたターボ用のタペットカバーに交換する事>http://www.ksspeed.com/index.php?main_page=product_info&cPath=339_11&mPath=2&products_id=65
むか〜〜し、オイル漏れを止める事に必死になっていた頃、このカバーに交換したら、確かに漏れは止まりました。

しかし、その後、ナローについて勉強していくうちに、当時のレース車両もマグカバーを使っていた事が判り、ここからオイルが滲むくらいどうって事ないんだ、という事を知りました。


以来、「見た目=オリジナリティ」と「軽さ」を優先して、ebayで見つけたマグカバーを落札して装着。
代償として、年一回程度の下回りオイル滲み清掃作業が、メンテナンス項目に追加されました(爆)


エンジン単体からも、軽量化への執念が滲み出ているのがナローのエンジン。
画面の端に写っている茶色いパイプは、室内暖房用の空気を通すパイプですが、これなんか紙製(しかも40年前に造られた物)ですよ!(^^;

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