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2015年03月21日16:42

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風に立つライオン

TOHOシネマズ二条 にて

監督:三池崇史
出演:大沢たかお、石原さとみ、真木よう子

1987年、歌手・さだまさし が「風に立つライオン」という唄を発表しました。
この映画の主演:大沢たかお は、出演した映画「眉山」や「解夏」の原作者である さだ と交流を深める中この曲の映画化を熱望し、さだ:原作 大沢:企画という形で作られた映画です。

「風に立つライオン」は、実際にアフリカで活躍する医師の恋人への手紙を題材に作られた壮大な楽曲です。
さだまさし の歌の中でも好きな1曲です。
そんな曲が、どんなふうに映画になるのかが楽しみでした。

当然、舞台はアフリカの大地です。
そこでの日本人医師の奮闘と、日本に残してきた恋人。
その様子が、友人からの聞き取り・回想の形で進展していきます。
実際とは違う幕切れは、ひとつの映画作品の脚色として理解できるのではないかと思います。

少し不満が残るのは、歌に出てくる風景・・・「キリマンジャロの雪」や「100万羽のフラミンゴ」が出てこなかったことです。
映像美も期待していただけに少し残念です。

それでも、多くの感動を与えてくれる作品で、エンドロールに流れる「風に立つライオン」を聞くとグッとくるものがありました。
もう一度見てみたい作品の一つですね。

閑話休題。
一昨日、落語家で人間国宝の桂米朝さんが亡くなりました。
いろんなメディアで取り上げられています。
素人名人会で審査員をされていた頃からのファンでした。
私が通った 宵々山コンサート にも出演されました。
独演会にも足を運びました。
友人から借りた「米朝落語全集」をテープからCDに起こし、新たに刊行された「特選米朝落語全集」を揃えました。
今でもそのCDを寝物語に聞くのが日課になっています。
これからも聴き続けていくと思います。
謹んでご冥福をお祈りします。
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