お前が犯人」何度も責め立て＝釈放の男性が捜査批判

■「お前が犯人」何度も責め立て＝釈放の男性が捜査批判―大阪府営住宅殺人
(時事通信社 - 03月19日 20:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3328195

戦後、昭和史に残る冤罪事件の多くにこの「無理やり自白」があったのは承知していますが、平成の今の世の中になっても、まだこんなことが行われているのはちょっとビックリ。
脳生理学の知見でいうと、「記憶」というのは、基本的に「事実」ではなく「創作」です。
もっとうがった言い方をしてしまえば、その後の情報のインプットで、無意識にいかようにでも「捏造」されるものといってもいい。
それほど、人の記憶というものは、良くも悪くも怪しいもの。
目先の手柄を急がないで、ちゃんと、証拠を揃えて精査してください。
それで足りなければ、自白でというのはいかにも安易。
証拠が足りなければ、やはりどんなにグレイでも、推定無罪というのが今の法社会の原則。