mixiユーザー(id:15271383)

2015年03月17日21:37

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ピケティーの所得上位1%シェア、日本は優等生?

給与所得者数分布データを対数確率紙上に累積プロットした前の人数率グラフに、各所得額の全所得に対する占率を累積プロットすると左図になります。この図で赤線のようにたどると99%の国民が稼ぐ給料は全国民が稼ぐ給与所得合計の95%になることが解ります。逆にいえば上位1%の人が稼ぐ給料は全国民が稼ぐ給与所得合計の5%になります。これがピケティの言うトップ1%シェアです。
日本の場合トップ1%シェアは5%になりましたがアメリカの場合はピケティが年代推移を示しています(右図赤)。これによると1960年代は日本と同じく約5%だったのが1970年代からどんどん上昇して今は10%を越えています。
何%がいいのか、何%が格差なのか、についてピケティは何も言っていないのです(多分)。ただ上昇しているのが格差を拡大している証拠だと、うまいこと言っています。
日本はアメリカの良き?60年代と同じ5%、これは優等生・・・この5%と言う値は特別な意味があるのかもしれません。

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