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2015年03月16日20:10

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平和のために

菜食主義に興味があるけど、ベジタリアンになったら家族と友達にどう思われるかな?ベジタリアンってどんなイメージ?隠した方がいいかな?と心配している人は多いと思いますが、誰もが尊敬する歴史上の人物の中にも、ベジタリアンが数多く存在する事をご存知ですか?菜食主義は、沢山の素晴らしい偉人達から、理想的であるとして支持されてきたのです。

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マハトマ・ガンディー

20世紀で最も有名な平和主義者、ガンディーは、人権運動だけではなく、動物愛護運動にも大きな影響を与えました。彼は、平和な社会を作るには、人間に対する暴力だけでなく、動物に対する暴力も無くさなければならないと信じていました。イギリスからの独立運動を指揮したガンディーは、インド人がイギリス人に搾取されていたように、動物も人間に搾取されている事に気付きました。意識と感情を持つ動物を苦しめ傷つけたり、更には、ただ美味しいからという理由だけで殺して食べるのは、間違っていると悟り、肉を食べる事を止めたそうです。

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レオナルド・ダ・ヴィンチ

イタリアのルネサンス期を代表する最大の天才、レオナルドは、芸術家、建築家、音楽家、科学者、工学者、発明家など様々な顔を持っていましたが、実は、厳格なベジタリアンでもありました。非常に高いIQを持っていたレオナルドですが 、いわゆる心のIQも非常に高く、動物を殺す事に罪悪感を感じていました。菜食主義の倫理に関して「命を奪ってはいけない。生命の価値を認めない者には生きる価値はない。」「私の体は動物の墓場にはならない。」などと書き残しています。

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アルベルト・アインシュタイン

1921年にノーベル賞を受賞したアインシュタインは「物理学の父」とも呼ばれており、アメリカでは天才の代名詞になっています。タイム誌では、20世紀の最大の人にも選ばれました。アインシュタインは、肉食が環境・社会に害を及ぼすという事をよく理解しており、ベジタリアンへの移行を勧めていました。

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レフ・トルストイ

著書『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』が有名な、ロシア文学を代表する文豪・思想家のトルストイは、熱心なベジタリアンでもありました。菜食に関して、様々な論文を書いています。

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プラトン

古代ギリシアの哲学者、プラトンは、彼自身がベジタリアンだったかどうかは不明ですが、名作『国家』の中で「肉食がある限り平和はありえない」と述べ、菜食主義を理想国家のモデルとして推奨しています。

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ベンジャミン・フランクリン

現在の米100ドル紙幣にその肖像が描かれているベンジャミン・フランクリンは、アメリカ独立に多大な貢献をした政治家です。完全なベジタリアンではありませんでしたが、若い頃から、健康のために菜食を優先していました。

Brad-Pitt他にも、ベジタリアン・ヴィーガンの有名人は何百人もいます!特に近年は、地球・動物に優しい欧米のセレブの間で、菜食主義が流行しています。ベジタリアンのライフスタイルは世界で段々と広がりを見せていますが、日本では未だ少ないのが現状です。「出る杭は打たれる」文化のためか、ベジタリアンになったら周りの人はどう思うかな、と心配してしまうのは仕方がないと思います。けれど、大昔から、世界ではベジタリアンは優しくてポジティブなイメージなので、心配しないで下さい。隠すどころか、ベジタリアンである事を誇りに思って下さい。
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