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2015年03月16日19:16

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DVD終焉の序曲:第72回『野獣狩り』

東京・日比谷・・・
世界的企業<ポップコーラ>の日本支社長・子母沢が、夜の社長室から拉致された。現場には「黒の戦線」という過激派の犯行声明が残されていた。警視庁捜査一課の鬼丸係長率いる刑事たちは現場に急行、公安部や所轄署と合同で捜査に当たることになる。だが鬼丸の部下である刑事・舟木明は、先日容疑者を暴行してしまったことで上に目をつけられて外回りを禁じられ、社長室に詰めて犯人からの要求電話を待つ係に配置されてしまう。足を使う捜査をやりたい舟木の苛立ちは募るが、そこへ「黒の戦線」から電話が入る。子母沢社長の命と引き換えに、ポップコーラの原料精製法を新聞に載せろというのだ。拒否すれば、3日後に子母沢を殺すと言う・・・革命を標榜する黒の戦線は、大企業を潰すことが目的で、カネは必要ないらしい。だがポップコーラの幹部たちは、企業秘密を渡すことを拒否。8000万円を用意して、何とかカネで解決してくれと捜査一課長に申し出るのだった。そんななか、鬼丸は一人、犯人たちの手口に疑問をおぼえていた。<ポップコーラ>ビルの正面入口は、夜は暗く人通りもない。まだ正面が施錠前だというのに、なぜ犯人たちは裏口の守衛室の前をわざわざ通って、子母沢を連れて外に出たのだろうか?その疑問を解いたとき、彼は「黒の戦線」と鉢合わせしてしまい、半殺しのうえ有楽町駅前に放置されてしまう。恩師が重傷を負った事で熱くなった舟木は、外回り捜査に参加させてくれと一課長に直訴するが、却下されてしまった。落ち込む舟木だが、そこに「黒の戦線」から連絡が入った。子母沢をカネと交換してもいいというのだ。一課長は、逸る舟木を身代金引き渡し係に任命し、犯人たちが指定した銀座の歩行者天国に送り込む。そこで、ついに「黒の戦線」と接触することになった舟木。だが、犯人たちの目的は、やはりカネではなかった。どうであれ、子母沢を<処刑>するつもりでいたのだ。舟木は、タイムリミット当日までに何とか監禁場所を探り当てようと奮闘するのだが・・・





「野獣狩り」。藤岡さんがハード路線に進むキッカケとなった作品であり、あの木村大作先生のデビュー作でもあります。ほぼ全編手持ちキャメラで、ほぼ全編ロケ撮影。地下鉄や山手線内は全てゲリラ撮影で、無許可で撮ったシーンの連発です。アルフォンゾ・キュアロンも驚く長回しも堪能できます。さらに藤岡さんも、今ならゼッタイ許可されないスタントにも挑戦、モノホンの散弾銃が発射される前に飛び降りるなど、ほんと危険なことばっかりやってます。しかもまあ、弾着のリアリティとかタイミングの巧さとか・・・もう、最高ですね!

で、肝心の脚本もまたヒネリと伏線が効いていて、しかも時代を映すテーマ性もあって、素晴らしいの一語。久々に買って良かったとココロから言える一本でした!


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↑特典では、現在のポップコーラ本社=東宝ツインタワー屋上で、木村先生が軽快に解説をしてくれる映像が入ってます。これも良かった!ついでに藤岡さんのコメンタリーも、味わい深くてベリーグー!

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