京都を舞台にしながら、京都成分はあまりないミステリ。
今回は梶井基次郎の『檸檬』が出てきたくらいですかね。
珈琲店タレーランの事件簿 4
ブレイクは五種類のフレーバーで
五年前に失意の美星を救ったのは、いまは亡き大叔母が仕掛けた小さな“謎”だった―
京都にひっそりとたたずむ珈琲店“タレーラン”の庭に植えられたレモンの樹の秘密を描いた「純喫茶タレーランの庭で」をはじめ、五つの事件と書き下ろしショート・ショートを特別収録したミステリー短編集。
前巻のような長編でもなく、短編を繋ぐ事で大きな物語になるものでもなく。
短編集です。
なので、謎もそんなんでもない。
主要キャラがメインでは無い話が多いため、今までの話が好きな人には不評かも。
叙述トリック(?)を使おうとしてちょっと不自然になっていたりしますが、まぁまぁ良かったです。
このくらいが丁度いいのですかね。
軽く読めるくらいが。
ただ、ワクワク感もスッキリ感はそんなに無いんだよなぁ。。。
この巻を読んだあと、前の巻を読んでみましょうか。
なんか発見があるかも。
どうでしょう、ヨーロッパ特集終了、来週から何やるんだろう
access『Doubt & Trust 〜ダウト&トラスト〜』を聴きながら
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