mixiユーザー(id:18419835)

2015年03月12日10:42

339 view

リトルインディア

3月11日(水)晴れ
フォト
東京に出てきた時、ガイジン遭遇率の高さに驚いた。
スーパーで買い物すれば必ずインド人に会うし、顔立ちだけでは気付かなくてもよく聞くと韓国語だったり中国語だったり・・・
娘の同級生の、こってこての日本人顔の男の子がハーフと聞いてビックリしたこともあった。
ハーフって欧米人だけにあらず・・・
東京だわぁ〜さすが国際都市だわぁ〜〜〜と思っていた。
そうこうしているうちに10年経ち、我が町のインド人遭遇率はアップしていき、いまやテレビでリトルインディアと紹介される町になった。
なんだかね〜〜複雑な気分。ホント複雑な気分。イヤという嫌悪感でもないし嬉しいというわけでもないし不快感でもないけど・・・まさに複雑な気分としかいいようがない。
あたしゃ凡人一般人ですからね、ここで言ってることもあくまでワタクシ個人の見解ですからね。首相のブレーンなんかじゃありませんからね。

リトルインディアと異名をとる我が町は、一方で、気取った町でもある。
ワタクシ、ここの町の人達の特権意識にはちょびっと辟易している。
だいぶ前だが、AERAにもそういう記事が載ったことがある。
その記事に寄ると・・・
     「東京東部の湾岸を中心とするマンションに、高学歴・高収入で教育熱心な若い夫婦が移り住み、
      地元の学校の人気度を上げる現象をもたらしてきた。
      湾岸ニュータウンはセキュリティーも万全で、周囲とは一線を画している。
      店舗や学校を含めた一大コミュニティを形成するのです。
      そして、米国のように富裕層が固まって住む要塞都市すら想像させられる光景・・・・・」
住んでる住人からすると失笑ものであるが、まあ、そういう人達が多く住んでいるというのは事実なのでしょう。
だから、ワタクシのようなものには居心地が悪いのかもしれない。
そして、そういう人達にありがちな排他的な感情(インド人出ていけ的運動)が、あまり表面化しないわけのひとつに、ここに住むインド人達の自治管理の高さがあると思う。
そもそも高学歴でIT企業にお勤めの方々が多いということ。
「いえいえご迷惑はかけません。自分たちでなんとかします。」という卑屈な意味ではなく「自分たちの子の教育も、自分たちの生活も、自分たちで自分たちのやり方でやりますからお気遣いなく!」という感じ。
今でこそ、「少しは地域住民達とも交流しておいたほうがいいかもね」という、少し上から目線な感じで(って、ワタクシが卑屈なのか!?)区立の小学校に通わせる方も増えてはきたが、
基本は自分たちの作った学校で高等な教育をさせますという姿勢だと思う。
と、ここまで書いてきてふと思ったのだが、これって、日本人が東南アジアとか中国とか企業進出している町に日本人学校を作ることと同じね。
アメリカとかヨーロッパだと、そこの学校に入れて日本語の勉強だけを補助の学校でっていうイメージ。
これは、やはりその国への教育レベルの信頼度によるものなのか?
子どもの学校について考えるといつも思い出すのが中国人の友人張さんだ。
日本語の話せない多感な中学生だった王君を、ぽーんと区立の中学に放り込み、いたいけな就学時前のロビン君を近所の幼稚園に放り込んだ。
彼女の教育方針は、『順応性のない人間はダメ』
勉強は親が教えればすむ話デス。という彼女の声が聞こえてきそうだ。
・・・と別に教育論をぶつつもりではなかった・・・
我が町のインディカぶりをご紹介するつもりだったのだが、自立したインド人の方々ゆえ、相変わらず大した交流はなく、
カレー屋さんが増え続けるだけで、特にヒンディー語のひとつふたつ憶えることもなく、
この町の住人になって10年が過ぎたなあと、少し前のアパルトヘイト発言炎上の頃にぼんやり思ったことを書いてみました。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する