ＦＭドラマシティ 77.6mhz 毎月第１火曜日９:００〜
モーニングサンドウィッチの中で、アロマ ルナのコーナーがあります〜
ＦＭドラマシティは、サイマルラジオと言うネットで、
また、リスラジというラジオアプリでも聞けます。
以前は、地域しか聞けなかった、コミュニティＦＭでしたが、
今は全国で聞けるようになりましたので、ぜひ、お聞きくださいませ(-^〇^-)
８月第３週 放送分です。
山田さん、ドラマシティをお聞きの皆さん、こんにちは。
お盆も終わって、そろそろ、夏休みも終わりますね。
今年は暑い日が本当に長いですね。
今回は昨年もこの時期にお知らせしましたが、熱中症のお話をしたいと思います。
私も、先週３日間セミナーを主催した時、水分はこまめに取っていましたが、
珍しく、こむら返りを起してしまいました。軽度の熱中症だったようです。
最近は自分の汗で、イガイガするかゆみも出るようになりました。
かゆみは皮膚のトラブルなんですが、お腹の調子がかゆみにも現れているようです。
実は、お恥ずかしいことに、毎日お腹がゆるいのです。
基本、寒がりなので必ず、お腹を覆うように服を着ているのですが、実際自分のお腹を触ってみると、けっこうな冷たさでした。
毎日、お風呂に入りますし、触ってみるまで、冷えてる実感はまったく、なかったんですよね。
冷たいものを取り過ぎないように。とは思っているのですが、どうしても、冷たい飲み物は摂ってしまいます。
あまりにも、毎日お腹がゆるいので、暖かい麺類や麦茶も常温の水で割ったりして、工夫しています。
陰陽五行説は、漢方では中心的な考え方なんですが、皮膚は、五臓六腑の五臓の大腸と、つながるんです。
ですから、大腸が調子が悪いと、連動して、皮膚にも調子の悪さが現れると言う、相関関係があるんですね。
おかげで、大変、勉強になりました。
さて、話はもどって、熱中症のお話をしたいと思います。
私も熱中症になるのは、‘高齢者’と、勝手にイメージしていましたが、そんなことは無いんですね。
まず、熱中症の症状をお話しますね。
軽度の場合：大量の汗をかく。めまいやたちくらみがある。
筋肉痛やこむらがえりがある。
中度の場合：頭がガンガンする。吐き気がある。倦怠感や虚脱感がある。
強度の場合：意識が低下、意識がない。まっすぐに歩けない。痙攣が起こっている。
あら、そういえば、そんなことがあったわ。と言う方は、いませんでしたか？
熱中症は真夏の屋外で起こると思われがちですが、気温が２４℃くらいでも起こるんですよ。
しかも、札幌のようにアスファルトに囲まれた都市部では、
ヒートアイランド現象によって、夜になっても、温度が下がらないため、
夜間のランニングや、室内でのスポーツ時、蛍光灯の下での仕事の最中にも
発症することが多くなっています。
実際、テレビなどで報告される気温は、気象台で観測されたものですが、
それは、芝生の上で、しかも百葉箱という箱の中の‘日陰‘で観測するので、
実際私たちが感じている気温とは、５℃くらいの差があるとのことです。
初夏ですと、暑さに体が慣れていないため、汗を十分にかくことができにくかったり、エアコンの効いた環境で過ごすことが多かったりすると、自分で体温調節ができにくくなっています。
その結果、自律神経が機能しなくなり、熱中症になりやすいのです。
また、赤ちゃんや子どもは、気温が高い上に、
大人よりも立っている場所が地面に近いため、
輻射熱が高く、大人よりも体温も高いため、
より、脱水症状になりやすいのですが、
お母さんが、自分で体温調節ができない人だと、(お母さん自体が暑い寒いを感知できないと)
子どもへの水分補給が不足したり、衣服の判断ができないので、
とても、危険です。
現に、私が託児にお邪魔することが多いのですが、
自分は半袖でも、赤ちゃんには長袖の服を２枚も着せていたりして。
それが、おかしいと感じていない、ママさんが多いですね。
そんな環境で大人になりますから、自分で体温調節ができない大人が多くなっているのです。
ですから、日ごろから、適度に体を動かしたり、入浴は浴槽に浸かったりして、
汗を自然とかけるようにすることが大事になります。
せっかく、汗を出そうと思っているところを、クーラーなので、体を冷やしてしまっていませんか？
汗腺には、日ごろ、皮膚から吸収した毒素や、食物から摂取したニッケルやコバルト、クロムなどの金属などが溜まっていますから、汗と一緒に流してしまってください。
もう一つ、汗をたくさんかいた場合は、水分補給が大事になってきますが、
大量に汗をかいた場合、
お水だけで水分補給をすると、体内の塩分濃度が下がるので、
単なるお水ではなく、塩分が少し入ったお水を飲むといいです。
一般的に塩分と言うと、塩化ナトリウムを指していますが、
（戦後の日本では、専売公社が塩化ナトリウムを食塩として、普及させたので）、ミネラル分も入った、岩塩や○○の塩などの本当の塩を採りましょう。
プラス、ブドウ糖なども配合されたものがいいですね。
スポーツドリンクは糖分が多すぎるので、水分の吸収が遅くなることもあるようですね。
この時期のビールはおいしいですよね。
水分補給は、ビールでしてるから…。と言ってる方いませんか？
どこかでお話したと思いますが、ビールなどのアルコールは、水分ではありません。
むしろ、利尿効果が高いため、熱中症へのリスクが高くなりますので、水分補給をビールでしていると言う方、ビールとは別に水を飲んでくださいね。
また、のどの渇きを感じられない。と言う方は、１時間に１度、コップ１杯のお水を飲むことを、目安にしてください。
特に女性はむくみが気になるとか、トイレに行けないから。と言って、
水分補給をしないようにしている方がいますが、
膀胱に菌が繁殖しやすくなり、膀胱炎などの原因にもなります。
適度に飲んで、適度に排出しましょう。
万が一、熱中症になった場合は、
・できるだけ、日陰などの涼しいところに移動して、安静にする。
・水分や塩分の補給をしながら、体を冷やす。(冷たいタオルなどで、体を拭く)
・わきの下や、首の後ろを保冷剤や冷たいタオルなどで冷やす。
それでも、治まらないときは、病院に行く。ことが大切です。
最後に熱中症を予防するためのチェックポイントです。
�，海泙瓩某緤�・塩分を補給する。
�⊆竺阿任蓮∨校劼鬚�ぶったり、日傘を差したり、木陰を歩いたりして、暑さを避ける。
��室内では、風通しを良くし、直射日光をさえぎる。
�さ╂瓩諒僂錣衞椶竜涎磴糞げ杭垢傍い鬚弔韻董�体温上昇や、水分・塩分不足を注意する。
�タ寡埖�や、食欲不振、下痢などがあるときは、無理をしない。
��高齢者や子どもなどは、自分での判断ができにくいので、周りのものが意識的に気をかけるようにする。
今日は熱中症をテーマにお話していますが、
こうやって書いていると、何も熱中症ばかりの話ではありませんね。
やはり、
適度な運動。
自分の体を思いやる。
これくらい大丈夫。と言って、無理をしない。
トイレに行きたいときに行く。(行けるような環境にする)
私たちが、お互いに生きやすい環境にすることが、大事だと言うことです。
さて、夏の後半に、熱中症のお話をしてきましたが、いかがでしたか？
最近は９月いっぱいまで、暑い日が続きますので、油断されないでくださいね。
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