mixiユーザー(id:21968310)

2015年03月11日07:25

231 view

littleBits

新しいシンセサイザーを購入しました!いやいや、今度は電子ブロックではないですよ!

電子ブロックとはまた違う、電子玩具です。名前は「littleBits」といいます。

littleBitsは、組み合わせることで様々な機能や役割を持たせることができます。というのは電子ブロックと同じなのですが、電子ブロックは本当に最小の素子だけでできているのに対して、littleBitsは内部がある程度複雑化されています。電子ブロックはやや上級者向けで、トランジスタやダイオードが壊れてしまうリスクがありますが、littleBitsは本当に自由に組み合わせるだけなので初心者向けで、故障するリスクが低いのが特徴です。電子ブロックは知識が無いと新たな回路が創作できませんが、littleBitsなら僕でもだれでも可能です。

littleBitsの普通のセットにはBASE、PREMIUM、DELUXEの3つのkitがあるのですが、この中で一番豪華なDELUXEを買いました。

フォト


中にはlittleBitsのモジュールが15種類、18つ入っており、箱と同じ形の長細い説明書がついています。モジュールは役割ごとに色が決められており、青が電源、ピンクが外界からの入力、オレンジが回路の延長や分岐などのワイヤー、緑が光や音などの出力になります。

これ、回路初心者には実に親切な設計で、必ず左から右へと処理が進んでいくようにできています。そして、モジュール同士の接触部分は磁石でくっつくようになっていて、反対向きにはつけられないようになっているのです。



では、ここでDELUXEに入っているモジュールたちを紹介します。

フォト
POWERです。9V電池の電力をもとにlittleBitsを動かします。スイッチが付いていて、オンにするとLEDが光って以降のモジュールに電気を供給します。

フォト
BUTTONです。白いボタンがあり、押している時だけONになります。

フォト
SLIDE DIMMERです。右にスライドするほど抵抗が下がり、電気が流れやすくなります。微妙な調節が可能になります。

フォト
PULSEです。一定の間隔で一瞬だけONの信号を流します。心臓の拍動みたいなもので、時間間隔は下の部分で調節可能です。

フォト
TIME OUTです。BUTTONと組み合わせて使いますが、スイッチを押すと一定時間経つとONとOFFが変わります。ON→OFFとOFF→ONは左下のスイッチで、時間は右下で調節します。

フォト
SOUND TRIGGERです。周りの音を感知して、一定以上の音量が入るとスイッチがONになります。感度は下の部分をドライバーで調節します。

フォト
WIREです。特別な処理はしませんが、離れた場所にあるモジュール同士をつなげる役割を果たします。

フォト
FORKです。左から来た信号を3つに分岐して、それぞれに同じ情報を受け渡します。

フォト
LATCHです。瞬間的に入ってきた信号を常に維持し続けようとします。

フォト
INVERTERです。ONの信号が入るとOFFを、OFFの信号が入るとONになるという、真逆の信号を返す天の邪鬼なモジュールです。

フォト
RGB LEDです。LEDから光を出します。下にある3つはそれぞれ赤、緑、青の色で、調節することで様々な色を出力することが可能です。

フォト
DC MOTORです。モーターが回ります。回転方向は左のスイッチで切り替えることができます。

フォト
BUZZERです。信号がくると音が鳴ります。残念ながら音量調節はできないようです。

フォト
SERVO MOTORです。ロボットアームなどを前後にスイングさせる動力源になります。

フォト
LIGHT WIREです。細長いワイヤーが青色に光ります。自由に曲げて好きな形で光らせることができます。



あれ?シンセサイザーは?

今回はこれだけではありません。littleBitsにはSYNTHという別のセットがあり、最近これを購入しました!

フォト


11種類12モジュール入っています。POWER以外はDELUXEとダブりが無いというのも魅力です。

フォト
KEYBOARDです。ちゃんと鍵盤の配置になっていて、1オクターブ分ちゃんと用意されています。左下のダイヤルでチューニングを行う必要はありますが。絶対音感が無いと厳しいんじゃね?

フォト
OSCILLATORです。SYNTHでの音源になる、電気の波を作ります。波の形は矩形波とノコギリ波の2種があり、右のスイッチで切り替えます。ピッチは左下のダイアルで調節します。

フォト
FILTERです。2つのダイアルで周波数を調節して、音色を大きく変化させます。左のダイアルで基準となる周波数を決めて、それより高音は削り、右のダイアルでその基準の周波数周辺を強調します。

フォト
ENVELOPEです。音量の変化を調節します。音量0から始まって最大になり、しだいに再び0になります。、左が最大音量になるまでの時間、右が最大音量から0になるまでの時間です。

フォト
RANDOMです。ランダムな値を出力します。左は放送が見れないテレビのようなザーザー音(ホワイトノイズ)、右はピッチをランダムにさせます。

フォト
DELAYです。信号を遅らせます。左で遅らせる時間を調節し、右でリピートする音量を調節します。エコーがかかった感じになります。

フォト
MICRO SEUENCERです。ノブが4つあり、左から順番にそれぞれに対応した電圧を出力していきます。左下のダイアルでスピードを調節します。

フォト
MIXです。2つの信号を足し合わせて1つにします。足し合わせた時の信号の量や割合は2つのノブで調節できます。

フォト
SPLITです。1つの信号を2つに分けて延長します。WIREとFORKを足し合わせたような役割を果たします。

フォト
SYNTH SPEAKERです。作られた音は実際にここで出力されます。左下のダイアルで音量を調節します。イヤホンジャックが右にあるので、イヤホンで聴くということも可能です。



気になるモジュールはあったでしょうか?説明書には回路集もあるのですが、今回はあえてそれは載せません。みなさん自身が考えて、あるいは要望を言ってくだされば、僕が実際に組み立てて写真をとり感想も述べます。だけどこの方法だとSYNTHのとか気になる人はいるとは思うんだけど、写真じゃ音は伝わらないのよね…。

次の理系オフの選択肢に追加するので、気になった人はぜひ参加を!いやその前にイピカラオフだけども。
7 7

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する