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2015年03月11日07:11

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3月11日

今日は3月11日、東日本大震災から4年経ったことになる。

・・・・・・。

俳人・歌人の正岡子規は、『悟り』について、 「病床六尺」の中で次のように言っている。

「余は今まで禅宗のいわゆる『悟り』ということを誤解していた。『悟り』ということはいかなる場合にも平気で死ぬることかと思っていたのは間違いで、『悟り』ということはいかなる場合にも平気で生きていることであった。」

子規は肺結核、脊椎カリエスを患い、
「今日になっては死を嫌うがために煩悶することは極めて少ないので、むしろ苦痛の甚しいために早く死ねばよいと思う方が多くなって来た。」
という状況下でした。
あまり残されてはいない自分の命を「完全燃焼させたい!」と思いながら、書き続けたのが「病床六尺」 。

『悟り』とは、「いかなる場合にも平気で生きている事」。

そうかも知れない、否、きっとそうである。


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