いつも、翻訳の作業が本の最後まで行くと、
終った瞬間に、じゃじゃあ〜〜んと音でも響くのでは?
と思ったりして、少し頑張ってしまいます(笑)
今回も、終った、そして最初から見直し・・・おお!まだたくさん修正箇所が・・・
の繰り返し(苦笑)
それでも、出版社さんに初校としてお送りしてから、
はたまた、沢山の修正がかかり、出版に至るころにはヘロヘロに一度なります。
ここに通われている方やだんな様のお弟子さんたちが
行として1000日、あるお経を詠み続けるというのがあります。
外泊しても、どこか場所を見つけて、朝起きてから、寝るまでに一度。
これを、毎日1000日間続けます。
1000日目にはきっと、じゃじゃあ〜〜んとファンファーレでも鳴りそうですが、
そんなこともなく(笑)、いつもと同じように、1000回目もいつもと同じ終わり方。
そして・・・1001回目が続きます。
そうそう、何かを続けてやるというのは、区切りにある華々しい「何か」のためではなく、
その途中にある、毎日、毎日、祈り続ける作業の中に含まれている「何か」のため。
いや、その「何か」があるか、ないか、さえ、あまり関係ないのかもしれません。
ひとつだけ確実に言えるのは、1000日経つ頃には、続けていることが、
日常の一部になっていて、1000日終わったから、終る、ではなく、
何となくやらないと気持ち悪いほど、自分の一部になってしまっていること。
「やらなきゃいけないことは、やるしかない」
のですから、やらなきゃいけないことを、心の負担にすることなく続けられる工夫は、
とても大事な財産となって行くことでしょう。
「毎日、歯を磨いたり、顔を洗うだろ?それと同じ」
とはいえ、私の場合、この繰り返し、とうに1000日超えているはずですが、
なかなか、慣れずにいます(あはは)
いや、慣れるまで、卒業はなし!ってことで、楽しみながら頑張ることにしましょう。
http://www.h4.dion.ne.jp/~u_bukkyo/
Adept・Mentor 島津相談室
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