チンチンを負傷したはなし

「バレるわけないでしょ！」男性は彼女の嘘を見抜けないのか？
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昨日の朝の話。

起きて、家族の為にと朝御飯を作っていた。
最近、朝御飯を作るのは、僕の担当だ。
子供たちはまだ寝ている。
嫁は、洗面所で化粧をしていた。

玉子焼を焼いて、まな板の上に乗せる。
キッチンの包丁を収納する所を開けて、包丁を出し、玉子焼を六等分に切り分ける。

まあ、僕が悪かったのだ。
包丁を出した時に、包丁を収納する所をキチンと閉めなかったから。

玉子焼を切り分け、包丁を洗おうと前屈みになった時、包丁を収納する所でチンチンを挟んでしまったのだ。
アッと思った時には、もう遅い。
チンチンに激痛が走る。

僕は、あまりの痛さにチンチンを手で押さえ、苦悶の表情を浮かべた。

丁度、その時、運悪く洗面所で化粧をしていた嫁が、リビングからキッチンに入ってきた。

チンチンを手で押さえている僕を見て、

「こんな朝っぱらからドコ触ってんの」と嫁。

いやいや違うんだ。
誤解だ、誤解。
そこのキッチンの包丁を収納する所でチンチンを挟んだんだ。

僕が脂汗をかきかき説明すると、嫁は、

「ウソつけー。そんなトコで挟むほど、ないじゃない。」

オイ、オーイ。

そんなら、これを見てくれ。
僕がスボンの紐を緩め、パンツをズラして負傷したチンチンを見せようとすると。

朝からナニやってんの！！
そんなん見せなくていいよ！！

と怒られた。

何言ってんだ。
これまで、もう腐るほど見てるじゃないか。

僕は口に出してそう反論しようと思ったが、これ以上反論したら、地獄突きを食らいそうだったので思いとどまった。

チンチンには、包丁を収納する所で挟んだ時のミミズ腫れが出来ていた。