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2015年03月07日12:26

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輪島裕介『踊る昭和歌謡』

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まだ読んでませんが、いい本は出たと教えてもらいました
“踊り”から読み直す日本の大衆音楽ーー輪島裕介『踊る昭和歌謡』を読む

戦後の日本の歌謡曲とダンスの歴史が始まるのは
米兵向けの進駐軍クラブ、ダンスホール、キャバレーから生まれました
まさに、アメリカの流行の日本アレンジだった!ということです
当時のニューヨークではパラディウムみたいな
キャバレー、ダンスホールが全盛でした
そこでは賑やかにキューバ人たちによるマンボが演奏され、
ニューヨーカーたちがラテンのペア・ダンスに熱狂した時代です
まあ、そこでは日本人娼婦の売春も盛んで
当時生まれた風営法規制が今も残っているんですが
(時代に合わない古い法律で、
もうすぐダンスは風営法からはずされますが・・・)
まさに日本の大衆音楽もダンスとともに生まれた
切っても切れない関係でした

その後60年代後半70年代からのフォーク、ロックの隆盛
=文化大革命で
歌詞の社会主義的政治性、社会批評の全盛の時代と
音楽、ダンスの芸術化でダンスと音楽が切り離されていきますが
また80年代から本来の大衆音楽に戻っていきます

われわれが目指していってるのも
まさに、このダンスと切っても切れない大衆音楽ラテンという
ダンス・ミュージックの世界です
ダンスホールづくりな訳です
これは社会批評だったり、芸術だったりしてはいけないのね
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