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2015年03月07日00:10

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【ニュース】「逃げろ」いじめられてる君へ

「とにかく逃げろ」「死んでも、やつらは反省しない」 いじめられてる君へのアドバイス 劇作家・鴻上尚史
2015年03月06日 07:00 ウィズニュース



川崎市の中1男子(13)が殺され、同じグループだった18歳の少年ら3人が殺人容疑で逮捕されました。子どもたちの間でいまだに暴力やいじめがなくならない一方、スマートフォンの普及などで大人が問題に気づきにくくなっています。いじめられている子どもたちは、自分でどう身を守ればいいのか−−。そのヒントになりそうなメッセージがネットで拡散しています。



「読んで私も救われた」
 メッセージは、劇作家の鴻上尚史さんが2006年に新聞紙上に書いたもの。10年近く前の文章ですが、ツイッターなどで再び拡散し、「学校でいじめられてるならぜひ読んで欲しい」「これで私も救われた」といった声が相次いでいます。

 以下が、鴻上さんのメッセージです。

「死んでも、いじめたやつらは絶対に反省しない」
 あなたが今、いじめられているのなら、今日、学校に行かなくていいのです。

 あなたに、まず、してほしいのは、学校から逃げることです。逃げて、逃げて、とことん逃げ続けることです。学校に行かない自分をせめる必要はありません。大人だって、会社がいやになったら、会社から逃げているのです。

 次にあなたにしてほしいのは、絶対に死なないことです。
 そのために、自分がどんなにひどくいじめられているか、周りにアピールしましょう。思い切って、「遺書」を書き、台所のテーブルにおいて、外出しましょう。学校に行かず、1日ブラブラして、大人に心配をかけましょう。そして、死にきれなかったと家にもどるのです。

 それでも、あなたの親があなたを無視するのなら、学校あてに送りましょう。あなたをいじめている人の名前と、あなたの名前を書いて送るのです。
 はずかしがることはありません。その学校から、ちゃんと逃げるために、「遺書」を送るのです。

 死んでも、安らぎはありません。死んでも、いじめたやつらは、絶対に反省しません。
 あなたは、「遺書」を書くことで、死なないで逃げるのです。

 だいじょうぶ。この世の中は、あなたが思うより、ずっと広いのです。
 あなたが安心して生活できる場所が、ぜったいにあります。それは、小さな村か南の島かもしれませんが、きっとあります。

 僕は、南の島でなんとか生きのびた小学生を何人も見てきました。
 どうか、勇気を持って逃げてください。

 <鴻上尚史(こうかみ・しょうじ)> 1958年、愛媛県生まれ。県立新居浜西高校卒。早大法学部在学中の81年に「第三舞台」を旗揚げし、小劇場ブームをリード。岸田国士戯曲賞など受賞。プロデュースユニット「KOKAMI@network」「虚構の劇団」などを中心に幅広く活動している。
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小中学生にとっては、学校が全てだからなぁ。
学校に行かなくても、いじめにあっている子が教育を受けられる施設があるといいんだけど。
いじめた子は数年もすれば忘れるけど、いじめられた子は忘れることは無いだろう。
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