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2015年03月04日18:57

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日本をどう変えたら良いか(1)

日本の改革すべき課題は主に二つだと思っています。第一は市場の奪い合いと安売り競争によって失業や低賃金が酷くなっていることです。第二は国、企業、国民の借金が増え続けて生活を圧迫し始めていることです。これは世界でも共通しています。この二つが重なって、国民生活を破壊していることです。

(市場を改革する案)

失業や低賃金が酷くなったのはなぜか?企業がお客を奪い合うために安売り(コスト削減)競争をするようになったからです。安く売るには結局は、従業員の賃金を下げるか、人員を減らすかしか方法がなくなるのです。

変えなければならないのは安売り競争で仕事を奪い合っている市場です。今後の市場競争を、安売り競争→質向上競争、に変えることが必要です。具体的には、多少多めの生産量を企業(人数割)に割り当てます。市場では今とは逆に最低価格を決め、質の高い物は高値になるような競争に変えるのです。

多めに生産すれば不足して生活できない人は生まれません。質の高い仕事をした収入の高い人は質の高い生活をすることができます。また全体の質が高まるにつれて大多数の人が質の高い生活ができるようになって行きます。

この改革は連合などが掲げているワークシェアの考えに似ています。また戦後に農業で続いてきた食糧管理制度も似た仕組みでした。奪い合いを割り当てにして、質向上の競争にする考えです。これを具体化するのです。

(借金地獄からの解放)

ギリシャと同じように裕福な生活をしてないのに国の借金は増え続けています。なぜ増え続けるのか?原因は金利が金持ちの利益になるからです。貸している富豪には金利が入り続ける。借りている国、企業、国民は金利を払い続ける、仕組みだからです。この結果、国も企業も国民も金利を奪われ続けている。

この仕組みを変えます。銀行を国有にして金利は税金のように国の収入にします。こうした収入を企業や国民のための公共事業や福祉に役立てます。国有銀行は必要な産業の振興と企業競争を公平にする金融政策に変えていきます。

日本の戦後では多くの国策銀行が産業復興に役立ちました。国策銀行が一番良いのです。ところが最近は逆に国策銀行が民営化されてきています。間違った方向に進んだから急速に悪くなったのです。

今までの考えをまとめたものです。ご意見を宜しくお願いします。今、別の問題についても考えをまとめています。

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