初めて旦那と一緒に仕事して…。

うちの旦那は福井県鯖江市出身。彼の祖父、父親がメガネの会社を経営していた関係で、旦那も若い頃からメガネに関わる仕事をしてきました。
そして一昨年脱サラし、鯖江市の職人が作る高級メガネを売る個人事業主に。
主に着物屋さんの展示会にてメガネを売ります。
着物屋さんによってはお客様の数が多く、旦那一人でさばくのは大変との事で、私がアシスタントになる事になりました。
そして今回初めて旦那と１週間仕事をしました。
メガネは安いもので18万円、高いもので549万円します。
高価なものをお買い上げいただくので、接客にはとても気を使いましたし、お客様のお話を聞いて盛り上げたり、メガネの必要性を分かりやすく説明したり…はっきり言って根気のいる仕事でした。
一生懸命接客しても、やはり高価なものなので売れない事がほとんどで疲れるだけだったりもします。
その反面、うちのメガネの良さがお客様に伝わってお買い上げいただいた時の喜びや達成感、一緒に似合うフレームを探し提案する楽しさも感じました。
私の旦那さんは普段こんなことをしているのね…こんなに大変なのね…というのを身をもって分かりましたし、傍で支えられる嬉しさを感じました。
今はバイトをしないと自分のおこづかいがまかなえませんが、将来的にはカラーコーディネーター等の資格を持ち、本格的に旦那のアシスタントに就こうと考えています。
そして、主婦としてさらに旦那を支えなければと思いました。
料理ひとつ、靴磨きひとつでも丁寧にやりたいです。
「この世に雑用という仕事はない」「用」を「雑に」するから雑用がうまれるのだという、私の尊敬するカトリックの渡辺和子シスターの言葉の通りになれたら理想です。