バカっぽい意見

「子有りの方々は子無しの方々より社会に貢献しているからです。」
「次世代につなぐ、子孫を残すというある種生物として当然の義務を子無しの方々は果たしていないわけですから」
という謎の持論を展開し、
「具体的には30歳以上65歳以下の子無し男女に、毎月月収の2％を納めさせるというのはどうでしょうか？（例:月収30万円なら毎月6000円）」
という提案。

まず、貢献の話だけど、この人の言う”義務”を果たしているからこその扶養控除があるんじゃないの？
（現在は廃止されたみたいだけど、共働きの場合、ちょっと複雑だけど”マルフ”の書き方で税金が減る事があるらしい）
果たして無い人は控除が無いので「収入−支出」を考えると税金を多く払ってる事になる。
反対理由にある、
「扶養控除あるんだし、こどもの医療費の補助、手当など既に子どもがいるお家は優遇されてます。 」
ってのと同じ考えですわ。

それに「税金を払うのがイヤだから子供作るか〜」って考えには誰もならない。
そんな考えで出来る子供は不憫だしね。

一番の問題点は、その収めた税金の使い道。
子供への福祉の為の目的税にするならまだしも、何も提示されてない。
それなら全て同じ所に集められて無駄遣いされて終わりじゃないか。
ま、目的税にしたとしても、本当にそれに使われるのかも怪しいが…。

こんなバカっぽい意見よりも、少子化の今、小学校（私立以外）を無料にした方が良いと思う。
給食だって未払いがいる時代、無料なら未払い問題も無くなる。
本当に子供の為に親が使ってるのか判らない「月額１５０００円の児童手当」を無くして、上記の方法にした方がよっぽど有効だと思うけどな。
親にお金を渡すのではなく、学校に子供の人数分を国が払う。

ちなみにこの「児童手当」、子供が居ても申請しないともらえないらしい。
バカな税金の話するよりも、こういうバカな考えしてる行政を正す事の方が重要。


「子無し税」議論　様々な意見噴出
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=3292349