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2015年02月26日20:35

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モラルハラスメントの心理と政治になるとどうなるか

身近にもいる? モラルハラスメント加害者の特徴
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=3291439

モラルハラスメントに限らず、人を傷つける表現などをして他者を傷つけて多くの人は指摘されない限り自分が加害者になっていることはわからない。
では、本人たち(まあ、自分自身でもあるけど)はどう思っているのだろう?

私の通ってる施設で似た事例を(本で)見たことがある。
本人からすれば、妻や子供の準備でせっかくの休日が台無しにされるのが堪らなく嫌なんだそうだ。
何故か?
不安だからだ。
何が不安なのか?
それは、周囲からの目や評価だ。
――あいつ、休日の予定すらロクにこなしていないぜ
――ダメな父親だよな

人は誰しも他者からの評価を求めてしまうことが多々ある。
というより、子供のころに自分の尺度を持つ前に親や周囲の大人、テレビなどが無理やり『世間』と言う物差しを押し付けてくる。
だから、その間尺に合うような人間にならないと『世間では通用しない』と勘違いしてしまう。
もちろん、間違いではない。
社会と関る以上は世間の尺度はある程度必要だ。
けれども、それだけに依存をすると本来の使い主である自分を認めることが出来なくなる。
結果、現実と理想の格差に感情がついて行けず爆発(=怒り)になる。

では、どうすればいいか?
不安であることを打ち明け、認めることだ。
簡単そうで、実に難しいことだ。
自分の弱点を相手にさらすのだからだ。
人は、特に男性は『強い』ことそこ父性と思っている人もいるぐらい、『弱み』は誰しも見せたくはない。
しかし、それはいつか限界が来る。
一人で抱えるには、あまりにも多く世間は色々なものを乗せようとしてくる。
特に現代社会では、『世間』の規格に少しでもはみ出れば除外され復帰することすら難しい。
私が持っている発達障害もそうだ。
mixi内でも傷つくような言葉を何度も見てきた。
本人は心が晴れ晴れとするだろうが、受けた本人は辛い。

しかし、弱みのある人間のほうが人は味方になりやすい。
そこに打算や戦略があるにせよ、民主主義国家において権力や数は絶対である。
以前書いた日記(戦略なき挑戦は死を意味する http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1939170541&owner_id=3885123)の水島社長たちもまた、モラルハラスメントをしているといえるのかも知れない。
言い分は分かる。
しかし、他国を馬鹿にしていると受け取りかねない発言などをすれば、その他国の人々の心は著しく傷つく。
「それが、事実だ」と言っても、それが贔屓(ひいき)の引き倒しになりかねないのだ。

みなさんは、岡倉天心(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E5%80%89%E5%A4%A9%E5%BF%83)という人をご存じだろうか?
美術や歴史の教科書で変なポーズを取っている男性と言えば少しは思いだすだろうか?
欧米化か善とされていた明治時代において日本の美術を復興しようとした人である。
しかし、当時の満州事変などで大勝した日本にとって岡倉天心の主張は受け入れ難く、逆に海外のほうが(日本研究の為に)受け入れられた。
今でもそうだ。
――なぜ、日本が海外から素晴らしい国と称えられているか?
ということを無視して「日本人は素晴らしい」などと思考停止していては海外に追いつかれるのはあっという間だ。
そして、蚊帳の外になってしまう。

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