東大合格なら100万円

「東大合格なら100万円」市長が批判に反論
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150226-00000003-sasahi-soci

この市長さんの言ってる通り、批判している連中は、過疎地域の実態を知らない都市部のバカ者でしょうね。

まず、過疎地には進学塾なんてありません（塾はあっても、勉強出来ない子供を何とかするための塾です）。学校が全てです。学校の教育の質が低く、級友の意識が低いと、まともな進学なんて望めません。

あと経済的問題もあります。過疎地域の子弟が、都市部の有名大学に進学すると学費以外に様々なお金が必要になります。家庭の事情から進学を断念している子供は少なからずいます。

仮に、この制度を運用したとしても、都市部の富裕層の子弟が恩恵に与ることは、まずあり得ないでしょう。結果として、機会の均等、公正性は担保されるはずです。

地方の貧しい家庭に育った子供が、この補助金使って大学に行ける確率が高くなるなら、夢のある話だと思いますけどね。成果を上げた子供にそれなりの待遇を与えることは正しいと思います。

そもそも、国立大学の学費が高過ぎるのです。本来、孤児や親が病気や障害でまともに働けない家庭の子供は、国立大の学費を全額免除して然るべきなのに、低所得世帯への配慮すらないのが現状です。政府の無責任を自治体が補ってるだけなのに、何故批判されるのか理解不能です。