戦争は個人に冷たい

、■中国人被害者の請求退ける＝重慶爆撃訴訟―東京地裁
(時事通信社 - 02月25日 16:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3290913

「日本は賠償するべき」と言いたいわけではありません。
戦争をした国家間では、そういうものという共通認識の下に戦争をし、また講和して条約を結んでいるわけで、裁判所がこう判断するのは正しくないとは言えないでしょう。

でも、例えば平時に国の行為で被害を受けた人に対する国家賠償や、公共事業で住むところを立ち退く場合の補償、また私人の行為による場合(例えば東京電力福島第一原発事故とか)の場合に行為者が責任を負う賠償責任等々と比べた場合、天と地ほどの開きがあるというのも確かだと思います。

私は、戦争で被害を受けた個人、例えば命を落としたり、住む土地を追われて難民となった人達に対して、国はかくも冷たいものなのだな、と感じます。

では私が何ができるかといって、特に何もできない(しない)のですけれど…。

色々と勇ましいことを言う人もいて、話の筋としては、その方が「筋が通っている」こともあるのでしょうが、それでも、戦争はしてはならない、平和がなにより、と思いを新たにしました。