モーガン連続

今回見た映画は、２００８年のアメリカ映画『ザ・バッド』

ある美術館の展示品が移管されることになった。
３人のベテランの警備員は、それぞれのお気に入りの作品が移管されることに我慢できず、移管の日に盗み出すことを計画する。

パットしない平凡な中年警備員が作品を愛する一念からとんでもない犯罪をドタバタしながら行う犯罪コメディ映画。
３人の警備員役は、主役がクリストファー・ウォーケン。
裸の演技でがんばったウィリアム・H・メイシー。
今回はとち情けない脇役のモーガン・フリーマン。
モーガンフリーマン以外は脇役が多いですが、それぞれ膨大な数の映画に出ているベテラン俳優ですので安心して笑えます。
さらにクリストファーの奥さん役がマーシャ・ゲイ・ハーデン。
『ミスト』でのミセス・カーモディ役が印象的でした。
いつもは神様のように（笑）凄味のある演技をしているモーガンフリーマンが今回は珍しくあたふたする演技が新鮮でした。


次に見た映画は、２００６年のアメリカ映画『ザ・スナイパー』。

父子でキャンプに来ていたら、川で、手錠をされた初老の黒人男性と遭遇し、警察まで連れていくことに。
しかし、彼には仲間がいて、奪還のために襲ってくるのだった。

この『ザ・スナイパー』っていうのもひどいタイトルですね。
原題は『The Contract』で「契約」という意味です。
この初老の黒人男性が実は契約で人を殺すプロの殺し屋だからで、確かに狙撃する場面もあるにはあるけれど、スナイパーというのとは意味が違う。

さて、このプロの殺し屋役、またも連続となりました、モーガンフリーマンです。
今回はいつものように凄味のある役ですが、一応主役はキャンプに来ていたお父さんのジョン・キューザックの方かしらん？
プロの殺し屋達を相手に奮闘する元警察官…でもちともの足りないかな？
まぁ特に可もなく不可もなくっていう映画でした。