NHKスペシャル
『調査報告 女性たちの貧困〜�狄靴燭箆∈伸瓩両弖癲繊�
(2014年4月27日放送)
2015年1月23日 発売
著 者 NHK「女性の貧困」取材班
発行所 株式会社幻冬舎
ISBN978−4−344−02681−0
C0095
目次
はじめに――「理想はないですね、基本」
戸来久雄(NHK報道局科学・文化部 副部長)
第1章 見えない貧困
村石多佳子(NHK報道局 記者)
「貧困」から一番遠いと考えられてきた存在
家事を狙い家計を助け学費もまかなう――友美さん・19歳
理想はただ普通の暮らしをすること
大黒柱の急死で一転した母子五人の生活
月10万円の奨学金を借りて保育士を目指す
教育機会も学習意欲も奪われる貧困家庭
親の呪縛から逃れるのが最も難しい
真面目に生きる若者が報われる社会
第2章 非正規雇用の現実
村石多佳子(NHK報道局 記者)/
宮崎亮希(NHK報道局社会番組部 ディレクター)
非正規、年収200万円未満の若年女性、289万人
キャバクラで働き高卒認定を目指すシングルマザー
――美紀さん・27歳
「無理です。もう何も考えたくないんです」
正社員への高い壁――晴美さん・40代
女性を貧困の中に閉じ込める仕組み
四年制大学を卒業したけれど――愛さん・24歳
奨学金の返済が600万円
こんな現実が待っていると思わなかった
ステップアップしていける正社員を目指して
第3章 「母一人」で生きる困難
丸山健司(NHK名古屋放送局報道番組 ディレクター)
結婚しない、結婚できても貧困から逃れられない
シングルマザーは�猊郎い力∈伸瓩了呂泙�
まずリアルな家計事情を尋ねることから
息子との食費は月に2万円――茜さん・29歳
子どもは何としても大学に通わせたい
三人の子どもを抱え4つの仕事を掛け持ち――礼子さん・35歳
母子家庭でも子どもが保育園に入れない――沙織さん・29歳
国の支援制度を使って保育士を目指す――敏枝さん・28歳
幼い子どもを抱えて非正規の仕事を転々
必死に働いたがために給付金を減らされる
「結局、何をしても定収入」という諦観
第4章 セーフティーネットとしての「風俗」
村石多佳子(NHK報道局 記者)
風俗店の寮で亡くなった幼い姉妹
「シングルマザー歓迎」「寮・託児所完備」
�猊當未了勠瓩�風俗に吸い込まれていく
SNSにあまり警戒心がない若い女性たち
男性相手に金を稼ぐのがますます簡単になる
仕事のときは子どものことを思い出さないようにしている
就労、育児支援、居住をワンストップで提供するデリヘル店
年金崩壊に備えて�爛札屮鹵�金��
面接に訪れる女性たちの特徴とは
日本の識字率100%は嘘
自ら望んで若年妊娠しながら、ネグレクトする心理
中学で母子家庭から家出し、辿り着いた居場所――ゆきえさん・27歳
「娘が風俗店で働いてもかまわない」――ハナさん・21歳
小学校にほとんど通わず一人で過ごす――ノゾミさん・19歳
社会保障の敗北
第5章 妊娠と貧困
宮崎亮希(NHK報道局社会番組部 ディレクター)
NPO法人「Babyぽけっと」との出会い
縁もゆかりもない町で出産を迎える女性たち
元彼の子どもを妊娠、前日まで漫画喫茶に――真由さん・29歳
家族や友達がいても、頼るのは見ず知らずの人
産後すぐ�爛�ャバクラで働く��
たった一度だけ抱いた赤ちゃん
ネットカフェからプーさんバッグ一つで――陽子さん・23歳
「母性はぶっちゃけいって、ない」
ヘルス勤務、父親は誰かわからない――理恵さん・23歳
子どもの父親は「お大事に」といって去った――さおりさん・19歳
おなかの子どもが動いているだけで気持ち悪い
「普通に過ごすってなんていいものなんだろう」
せめて自分に似てほしい
仕事、住まい、人間関係。妊娠がすべてを奪う
第6章 �狄靴燭箆∈伸瓩両弖�
板倉弘政(NHK報道局社会部 記者)
ワーキングプア、派遣切り、そして貧困連鎖社会
キャリーバッグを手にした�狃偲転�女�瓩燭�
「コンセントあります!」24時間営業カフェ
親の離婚、施設育ち、生活保護、そして家出――ララさん・19歳
父親が失職し、中学から�牘膰鬮瓩納�活――キキさん・16歳
「30歳まで生きたら、もうそれでいい」
愛媛から東京へ、現代の�狃于圓�少女�瓠宗修覆弔�さん・19歳
学費400万円と生活費をすべて自分でまかなう
大学に行けばきっと厳しい生活から抜け出せる
最低賃金666円の地元では稼げない
ダブルワークでも15万円に満たない月収――かづきさん・43歳
娘に何もしてあげられないふがいなさ
願いは年収300万円台の「安定」
�狃擦泙き瓩砲任�るインターネットカフェ
ネットカフェに2年以上――綾香さん・19歳
母と妹も。�爛優奪肇�フェ家族�畚亳修両弖�
一日一食。パンやおにぎりを姉妹で分け合う
母親が帰ってこなくなり「ライフラインが止まる」
「明日の食事を心配しない暮らしをしたい」
人生にも社会にも、もう何も期待しない
第7章 解決への道はどこに
宮崎亮希(NHK報道局 社会番組部 ディレクター)
専門学校入学直前に見せてくれた笑顔――友美さんのその後
一人の頑張りにすべてを委ねるのか
放送中から反響が殺到――彩香さん・萌さん姉妹のその後
決して新しい問題ではなかった
女性の進出と同時進行でセーフティーネットが崩壊
日本社会の持続可能性に関わる分岐点
データが語る若年女性の貧困
戸倉久雄(NHK報道局科学・文化部 副部長)
1 「若年女性の貧困」という事態を客観的に示す
2 非正規雇用の若年女性の八割が「困窮」
3 非正規雇用の拡大と男女の賃金格差
4 高学歴化が進む一方で、奨学金返済が重荷に
5 「結婚しない」「できない」。背景に男性の貧困も
6 行き届かない母子世帯の支援と、わが子を手放す女性の増加
7 生活保護受給層に見る貧困の固定化
おわりに――人生のスタート地点で「夢」や「希望」が奪われる社会とは
三村忠史(NHK報
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