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2015年02月23日11:16

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宗教を戦争に利用させてはならない

憲法20条では、国民の信教の自由を保障し、同時に宗教団体は政治上の権力を行使してはならないとしています。この憲法が大切だと感じたのは小泉首相がイラク戦争の後方支援に自衛隊の派遣を決めた時でした。

日本から自衛隊の艦隊が出ていく様は気持ちが悪いものでした。日本はまた戦争する国へと逆戻りしてしまうと危機感を抱きました。公明党の神崎代表がイラクに視察に行って、後方支援は戦地への派遣とは異なると自衛隊派遣を認めたためです。

なぜ、平和の党を掲げている公明党が自衛隊の海外派兵を認めてしまったのか、知りたくて創価学会員に問いました。マスコミの影響でしょう。学会員は異教徒であるイスラム教徒の悪口を信じ込んで殺しても良いと言わんばかりでした。

この時、宗教団体が政治上の権力を行使するのは非常に危険だと知りました。宗教間の対立は戦争(紛争)に利用されると言うことです。現世利益を肯定するような新興宗教の集団はこうした対立に煽られやすいのです。

オウム真理教は組織を維持していくために教義を認める集団と認めない他の国民を対立させていたことは確かだと思います。それがエスカレートしてあのようなテロを引き起こしたのだと思います。創価学会はイスラムとの対立で利用されたのだと思います。

宗教は否定しません。それどころか宗教には時代が生んだ哲学的な教えが多くあります。宗教が悪いのではありません。新興宗教の多くが現世利益(政治や経済)と結びついて対立に利用されることが危険を招くと思います。

テロとの戦争とは何なのか。犯罪者でもない人々を空爆で殺せば殺し合いは永遠に続きます。ベトナム戦争と同じことです。政府やマスコミの情報操作によってイスラム教徒を敵視するように引き込まれていることが戦争を許すのだと思います。
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