網走流氷砕氷船

北海道の旅も八日目。最終日になりました。

今日もJRが運休になったので、網走バスで斜里から網走まで行きました。
普段はほとんど乗客がいないのでしょうが、今日は僕ら旅行者がたくさん乗車。
途中で乗ってきた地元の方は、ほぼ満席でびっくりした顔をしていました。
バスは近くを走るものの、北浜まで海は見えません。その点でもJRの方がいいかな。
北浜の海は、流氷びっちりでした。
つくしヶ丘など高台の町中を通って、網走バスターミナルで降りました。

今日は網走の流氷砕氷船に乗る予定にはしていました。
11：00の船を予約していましたが、道の駅の乗り場に行ったらひとつ前の9：30に充分乗れる時間でした。
9：30の便に変更して、すぐに乗りました。
2隻目の船になったので、１隻目よりすいていたのもラッキーでした。

少し遅れて、9：40頃に出航。
今日は、流氷びっちりはよかった。
しかし流氷が多すぎて、港を出てすぐの場所をくるくる回るという感じでした。
ダイナミックさには少し欠けました。
仕方ないのですけれど。
船にしても流氷ウォークにしても、流氷がなくても困るけれどありすぎても困る、皮肉なものです。
どちらも昔のすごい流氷ならあり得ないアクティビティなのでしょう。
流氷がびっちりで文句をいうのもなんなんですが、僕としては少し残念だったかな。
約５０分の航海でした。
まわりが中国人ばかりで、飛び交う言葉は中国語。
まるで中国にいるみたい。
日本経済も彼らのおかげの部分も大きいなと感じました。

船を降りてからは、高台にあるしおさい公園に行ってみました。
雲がかかってなければ斜里岳や知床連山も見えるのですが、今日は残念ながら見えませんでした。
でも、天気がよく流氷原の向こうの能取岬などがきれいでした。
しばらく景色を楽しんで、町に戻りました。

お昼は、いしざわさんへ。
ここの刺身は美味しいので今日も刺身定食を食べようと思ったのですが、今日はないとのこと。
吹雪の影響で入荷していないのでしょう。
残念ですがイクラ丼を食べました。
お店とお客さんの話では、昨日の網走は流氷がなかったとか。
斜里はびっしりでしたから、びっくりしました。
今日網走に来て、ラッキーでした。

ごはんを食べて、網走バスターミナルからバスで女満別空港へ。
JAL1188便で羽田空港へ行き、伊丹行きに乗り換え。
羽田空港では、雨が降っていました。
元々３０分しか接続時間がなかったのですが、１０分遅れで羽田空港に到着。
羽田空港は広いからただでも乗り継ぎがたいへん。
遅れた分、ますます時間がなくなり必死で歩きました。
最後の搭乗者でしたが、なんとか時間に間に合い定刻に出発したからホッとしました。
久しぶりに777に乗りました。
伊丹には定刻に到着。

あとは、モノレールに乗って帰るのみです。
今回の北海道・八日間の旅、暴風雪で足止めというハプニングもありました。
とはいえ、流氷をはじめ自然はたくさん楽しめた旅でもありました。
考えたら、結果的に斜里4泊・ウトロ3泊で斜里町しか泊まってませんね。
北海道というよりも斜里の旅というべきかもしれませんね。

また来月も一週間、北海道に行く予定です。
次回の旅も楽しみです。