こんばんは。
先日、久しぶりに嫁とこの映画を見てきました。この映画、チャールトン・ヘストンの「十戒」のリメイクです。「十戒」は、ビデオでしか見たことがありませんが、やはり今回の映画の方が画像は綺麗でリアルでしたし、「十戒」に比べ宗教色も薄く、その点は好感を持てました。もっとも歴史的考証は?でしたが。これは、「十戒」も変わりません。
それにしても砂漠の宗教の感性は、日本人には理解が難しいものがありますね。「十の災い」のシーンなど昔に比べリアルに感じる画面なので、余計に「そこまでするのか?」と思います。さすが妥協を許さない「砂漠の宗教」。味方か敵か、中立などは有り得ない。憲法9条を唱えれば戦争に巻き込まれないという穏健な宗教の日本人とは大違いです。
この感性が今で言えば「イスラム国」であり、昔で言えば「十字軍」なんでしょうね。イスラム教もキリスト教もユダヤ教も同じ神様を崇めているにもかかわらず近親憎悪的な敵対関係にあるのが、よく判ります。
写真は、仕事で愛知県に出かけた時に途中で見つけた豊川稲荷近くのお狐様です。
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