メイク・ナガシマ

長嶋さん阿部再生　35分魔法のゲキ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=3274677

長嶋、元気だなぁ。

阿部を指導する長嶋は
「ノー、ノー、ダメだね」「よーし、そうだ」
「もっと」「オッケー、最高！」。

英語交じりの言葉は、長嶋らしい。

長嶋は一般的には天然、というイメージがあるが、
天然ではなく、計算ができる人、
いやいやエンターテナーだろう。

ごくごく普通のＯＢなら
ごくごく普通の“言葉”なのだろうが、

“ノーノー”“オッケー”
言葉の中に英語が混じっているのが
いかにも長嶋らしく、
文字からもこれは長嶋の言葉、
といのがよくわかる。

長嶋で印象に残っているのが
江藤の加入で33番から26年ぶりに
背番号を3に戻したキャンプ。

キャンプが始まってから
グランドコート脱がず、
なかなか背番号3のユニフォーム姿をみせず
周囲をじらす。

通常永久欠番は、
その人しか着けることが許されない背番号。
それゆえに永久欠番の背番号を
グランドで見ることはなかなかないこと。
そんな貴重なお披露目シーン、
よっぽどのアンチ長嶋でない限りみたいもの。

そしてキャンプの中盤頃だっただろうか。
江藤のノックの時に
ついに、グランドコートを脱いで
背番号3のユニフォームを披露。

あれは間違いなく計算づくだろう。

背番号をみせない“じらし”に加えて、
ノックをする相手が背番号を譲った江藤というのも、
上々の演出。。。

個人的に
長嶋の現役時代で好きな写真がある。
ホームランを打ったものでもなく、
サードでファインプレーをするものでもなく、
三振をしている写真だ。

三振といえば、打者にしてみれば
“かっこ悪い”“恥ずかしい”はずなのだが、
そー魅せないのが長嶋の凄いところ。

気迫溢れるフルスイングで空振り
している写真。
ヘルメットがズレていることから
かなりのフルスイングだったことが想像でき、
これが自分の中で長嶋のベストショット。

一説にはこのヘルメットは
自分のサイズよりも大きなもので
スイング中に落ちる計算されていた
ともあるが、、、、
ヘルメットが落ちることで
気迫や真剣みが伝えられるのだから
上手い魅せ方だ。

長嶋の行動、言動、これらを
天然のように見せる
これが最大の演出。。。
この“長嶋キャラ”誰が作ったのだろうか。

“メイク・ナガシマ”

今のジャイアンツの中にも
長嶋のような自分を魅せる
セルフ演出力のある選手、
出てきてもらいたい。