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2015年02月07日06:54

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6時51分の旭川行の電車




1月24日、札幌駅で6時51分の旭川行の電車に乗った。
最終の目的地は美瑛。
計画とおりだと午後3時までには札幌に戻れるはずのスケジュールで
すべて順調に進まないと行けない危ないスケジュールでもあった。
限られた時間内で色んな所を行ってみたい欲望のせいだ。
今回の旅行は2年前から準備した。
写真の先生が雪がものすごく降ってる雪景を撮りたいと言ってて
私が北海道を進めて来ることになった。

電車に乗ってから駅弁を食べ始めた。
韓国には駅弁がない。電車の中で弁当を売ってるけど、
種類も限られてるし、どこでも売ってるふつうの弁当だ。
日本は鉄道路線も多いし、私鉄も色々で駅弁というのが発達できる環境で
鉄道の旅の楽しみの一つだ。
それで私だちも駅弁を買った。
蟹のそぼろ弁当、美味しかった。

弁当を食べた後、コーヒーを飲みながら車窓に映る景色を見始めた。
贅沢と言えば贅沢だ。
電車はもう札幌市内を抜けて雪の野原を走ってた。
雪が山と野原にものすごく積もってて隣で並んで走ってる車がよく見えないくらいだった。
始めて見る景色。綺麗な風景。
しかし、感心するにはまだ早かった。
右の車窓から日が昇り始めたからだ。
大量の雪が大地に作った柔らかくて白いし広い曲線の上に昇り始めた太陽!
走る電車は時々雪粉を起し、川には霧が漂うし、太陽はそれを黄色く染められてるし
この光景に思わず声が出た。うわ〜!
本当に電車を止めて降りたいくらいだった。
雪原に日ノ出の光景は期待もしてないし、この路線でこの時間に日が昇ることも全く知らなかった。
これは地元の人でも知らない方が多いと思う。
この早い時期に電車に乗る人はあまりないし、冬の時期こんなに晴れた日もすくなくて
この光景を見た人がすくないはずからだ。
また、いつも見てる風景であまり感動しないかも知れない。
私もたまに地元が綺麗だと外人が言ってもお世辞だと思ってた。
幸せもそう。
持ってると幸せなのか分からず、一回失ってみてからそれが幸せだったなと分かる。
しかし、お世辞なしで北海道の雪原の日ノ出の光景は最高だ。

たぶん、芭蕉が松島より先にこの風景を見てたらこういうに詩ったと思う。
「北海道や、ああ北海道や、北海道や」

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