キリストは99匹の羊を残してでも、迷った1匹の羊を捜すべきだと言った。
イスラム国に湯川さんが捕らえられた時、誰も本気で彼を助け出そうとしなかった。
「誰もやらないことならば、君がやらなくてはならない」という神の声が後藤氏に聞こえたのだと思う。
後藤「もし、取材先で命を落とすようなことがあった時、誰にも看取られないで死ぬのは寂しいかなとも思いました。天国で父なる主イエス様が迎えてくださるのであれば、寂しくないかな…なんて、少々後ろ向きな考えで受洗を決意したのは事実です」
「旧約聖書『神は私を助けてくださる』この言葉をいつも心に刻み込んで、私は仕事をしています。多くの悲惨な現場、命の危険をも脅かす現場もありますが、必ず、どんな方法かはわかりませんが、神様は私を助けてくださるのだと思います」
(東京新聞)
ログインしてコメントを確認・投稿する