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2015年02月03日19:10

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節分

節分は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。
節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。
江戸時代以降は特に立春の前日を指す場合が多い。
この場合、節切月日の大晦日にあたる。
大寒の最後の日であるため、寒さはこの日がピークである。
一般的には「福は内、鬼は外」と声を出しながら福豆を撒いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行う。
また、邪気除けの柊鰯などを飾る。
これらは、地方や神社などによって異なってくる。
季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊ばらい行事が執り行われる。
節分の日付は現在は毎年2月3日であるが、これは1985年から2024年ごろまでに限ったことであり、常にそうではない。
1984年までは、4年に1度の閏年に2月4日だった。
2025年から(2021年からになる可能性あり)は閏年の翌年に2月2日になる。
節分は立春の前日であり、立春は太陽黄経が315度となる日である。
このように、間接的に天体の運行に基づいているので、日付は年によって異なり、また未来の日付は軌道計算に基づく予測しかできない。
なお厳密には、基準とする標準時によっても節分の日付は異なるが、日本以外では節分を祝う風習がないので、旧正月のように国による日付の違いが話題となることはない。
邪気を追い払う為に、節分には古くから豆撒きの行事が執り行われている。
宇多天皇の時代に、鞍馬山の鬼が出て来て都を荒らすのを、祈祷をし鬼の穴を封じて、三石三升の炒り豆(大豆)で鬼の目を打ちつぶし、災厄を逃れたという故事伝説が始まりと言われる。
豆は、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがある。
豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。
また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないという習わしがあるところもある。
初期においては豆は後方に撒くこともあったと言う。

「恵方巻きは大阪地方のローカル習慣」

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