耐えよう、気候の寒さと心の寒さ…もどかしいけど

今日は節分ですね。
豆まきをして鬼を払い福を呼ぶ行事を指していますが、元々は、季節の区切りと
され、季節を分けるという意味で、「節分」と呼ばれるようになったと言います。
つまり、新しい春夏秋冬の始まる前に邪気を払い、翌日の立春からはじまる
新しい一年が、良い年でありますようにと願いを込める日なのです。

なので、わかってはいますが今の時期が最も寒い。
先週末、我が家のまわりでは、降り積もった雪が強風にあおられ、地吹雪に
なっていました。
そして、日本中を凍えつかせる出来事が起こって、益々冷え込んだ週末になって
しまいましたね。

多くの人が固唾をのんで見守っていた事件が、悲しい結果に終わってしまった。
何もできず、二人の無事を心の中でずっと祈っていましたが…。
もちろん面識はありませんけど、こうなってしまったからには、
アサイチで柳原さんが言ってたことにできるかぎり焦点を合わせたいなと
素直におもいました。

果樹園では、樹の幹の片側が、びっしりと雪に覆われて凍り付いていました。
でも、枝先には、しっかりと殻に守られた花芽が、ただ黙って春を待っています。
わたしとしんちゃんは、その花が咲いてちゃんと実を付けて、葉っぱがみずみずしく広がって太陽の恵みを受けられるように、いそいそとお手伝いをするだけ。
紛争地域には巻き込まれてつらい思いをしている人がたくさんいるけれど、どうか淡々とした平和な日々が訪れますように祈ります。

明日は立春。春に向けたほんの一歩です。
だからまだまだ寒さに耐えなくてはならない日もあるのでしょう。
冷たい空気から喉を守り、雪かきで疲れた筋肉を労わり、時に美味しいものを
食べて、新しい一年に備えましょう。