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2015年01月31日02:24

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いい顔をした多様なお客さんが頻繁に訪れる家や地域、国は全体として安全で豊かだと思う。>でも、フランスは?




「インバウンド消費」が横綱と発表されました!【2014年日経MJヒット商品番付】

2014年12月2日、日本経済新聞では「日経MJヒット商品番付」と銘打ち、今年の消費に関するキーワードのランキングを発表しました。
その横綱(トップ)に訪日外国人による「インバウンド消費」が選ばれました!
インバウンド消費とは、日本に訪れる外国人観光客による国内での消費活動のこと。
この結果は年々増加する訪日外国人による国内の消費活動の影響力・期待を象徴した結果と言えるのではないでしょうか。

外国のお客様に日本でのショッピングツーリズムを楽しんで頂くため、日々活動している当協会においても、この結果は大いに嬉しいところです。

今後も益々期待がかかるインバウンドのお買い物において、当サイトでも充実の内容をお伝えしたいきたいと思います!



※インバウンドとは??(以下日経新聞サイトから引用)


他地域から観光目的などで訪れる客や、その客を受け入れること。逆はアウトバウンド。日本の場合は、外国からの訪日旅行者を示し、外国人観光客の誘致を意味する場合もある。2010年1月時点の日本政府観光局の推計によると、2009年に訪日した外国人数は前年比19%減の679万人。日本はアウトバウンドに比べると、インバウンドの数が少なく、官民一体で外国人旅行客の拡大を目指す「ビジット・ジャパン・キャンペーン」が推進されている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
https://taxfree.jp/%E3%80%8C%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B6%88%E8%B2%BB%E3%80%8D%E3%81%8C%E6%A8%AA%E7%B6%B1%E3%81%A8%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%EF%BC%81/



「インバウンド消費」はあさましい。身銭を切ってお客さんを歓迎すべきだ


大宮冬洋 | フリーライター
2015年1月30日 10時23分











2014年の訪日外国人客数が1300万人を超えたらしい。新聞などを見ると、「年間2兆円のインバウンド消費をつかめ。外国人客は宝の山!」といった論調の記事が目立つ。ごく一部の小売業やサービス業には必要な考え方なのかもしれないが、全国紙で日本人全体に呼びかけるのはおかしいと思う。普通の商売ならばリピーターや常連さんを大事にできるのに、外国人相手になると「どうせ一見さんなのだからあれこれ押しつけて買ってもらおう」という雰囲気になるのはなぜなのか。

多くの日本人にとって、外国人観光客は「宝の山」なんかじゃない。遠いところからわざわざやって来てくれた物好きな愛すべきお客さんたちだ。僕は1年前にも「遠来の客に喜んでもらえるか。お金ではなくプライドの問題だ」という文章を書いた。愛知県蒲郡市という地方都市での暮らしが長くなるにつれて、この気持ちはますます強くなっている。

お金も時間もかけて遠くから来てくれたお客さんに対して、「お金をたくさん使ってもらおう」と考えるのはあさましいと思う。それが言い過ぎなら視野が狭すぎる。むしろ「できるだけ負担を少なくして、安心して大いに楽しんでもらいたい。そして、いつかまた訪ねて来てほしい」という姿勢が大切だ。

なぜお客さんは丁重に扱わなければならないのか。遊牧民のフィールドワークをしている人類学者の知恵を拝借したいところだが、個人的な実感をもとに考えてみたい。

いい顔をした多様なお客さんが頻繁に訪れる家や地域、国は全体として安全で豊かだと思う。安全かつ豊かだから千客万来になるという面もあるけれど、お客さんがたくさん来ることによって場の風通しが良くなり、誇りと活気が生まれ、人々も洗練されていくのだ。

いわゆる観光名所ではなく、大きな商業施設やレジェ―施設もない場合、この点が際立つ。お客さんが来てくれるのは、僕たち住民が楽しげに暮らしている様子が不思議と遠くまで伝わるからだ。気持ちのいいお客さんが次々に来るからますます楽しくなる。人間には、安全で豊かな場所を感じ取る本能のようなものが備わっているのだと思う。そして、その場所に引き寄せられていく。

逆のケースを考えるとわかりやすい。観光客だけでなく、街を出て行った若者たちすら一度も帰ってこない場所に明るい未来などあるだろうか。

千客万来とは、僕たちの家、土地、国家が魅力的で居心地が良いことの証である。その証から必要以上のお金を得るのではなく、むしろ一人ひとりが身銭を切ってより輝かせるべきだ。昨年、日本に来た1300万人の外国人客のうちでどれぐらいの人が「ぜひまた来たい。ありえないほど良くしてもらったから」と思ってくれたのだろうか。


大宮冬洋
フリーライター


僕は1976年生まれです。2014年の夏時点で37歳。完全に「中年」のはずなのに自覚がありません。大人が備えているべき包容力や責任感とは無縁なのです。20代のような甘え気分で立ち振る舞って、周囲を寒がらせてしまうこともあります。40代に突入すれば自然と立派な中年になれるのでしょうか。心配だなあ。 フリーライターという職業柄、同世代を中心に様々な人と毎日のようにおしゃべりしています。そこで見聞きして考えた「大人になるためのニュース」を、自分自身と同世代の読者のために発信していきます。(「今朝の100円ニュース」から2014年6月に改題)

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
http://bylines.news.yahoo.co.jp/toyoomiya/20150130-00042658/
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