名大生「悪いとは思ってない」
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佐世保の事件もそうだったのだが、偏差値が高い女子学生による猟奇的な犯罪がめだつようになってきた。男子だったら、たとえばあのサカキバラだってあったわけだが、思春期における性衝動と暴力性の混乱と突出は、過去それほど珍しいわけではない。
それは大量殺人、連続殺人事件も同じで、そういうメンドクサイ事件もまた男がやるものだったが、最近女性による事件も多くなってきている。
これはなぜなんだろう?
大人になった女性がネットで結婚詐欺相手を探すような事件は、女性の置かれている社会的状況のなかで精神のバランスを崩して行くということはあるかもしれないが、まだ19歳のこの女子にはなにがあったのだろうか?
ネットへの殺人願望の告白も、どこかかなり幼い。ドストエフスキーの『罪と罰』さえも読んでいないことは明白で、まるであのデスノートっぽくマンガ的なことがとても気になる。
中二病というのはいまや男子よりも女子ということなのか?男子ならアイドルにハマるとか、アニメにハマるというクッションがあるのに、中二病の女子がジャニーズにハマるということはないのだろう。そのクッションがないとすれば、『魅力的な悪』に、エゴイズムとナルシシズムの底なしの奈落へと落下していくしかない。
親の教育とか、そういうことさえも無力になっている。
なんでもかんでもネットのせいにしている?だがテレビやマンガだって、いくら社会に大きな変革をもたらしたといっても、これほどまでに世界の人の精神構造まで大きく変えてしまうツールではなかった。
イスラム国もテロリズムだが、この少女もドメスティックなテロリストだろう。それを生み出しているのは私たちの社会のリアルなのだ。
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