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2015年01月29日05:42

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 戦略は大胆に…

 戦略は大胆に…


 クラウゼビッツ将軍の言葉の二点

・ 戦略は大胆に、戦術は慎重に

・ 目的はパリ、目標はフランス兵(第一次大戦、ドイツはフランスと戦っていた)


 理念なり観念なりで「自己・自勢力の意志の貫徹」を世界に及ぼすため、支配者なり指導者は「戦略と戦術」を建てて、これを具体的な「目的と目標」に設定しなおす。それは「何処の国にも・日本にも」あるだろう。(無いと困る?!)


 理念表明が為されていれば、「具体行動ー何をするのか」を見ていれば「次の打つ手」がある程度見えてくる。

 これが「国家間戦争」であれば陸海空の攻撃目標が何であるのか。陸軍はどこにあり、何処に進撃し、何処の何を「占領」するのかで「戦争の行方」も見えてくる。

 この時「理念ー具体行動」には表裏一体の整合性がある。しかしそれも「人のする事」であることを念頭に置いておかなければならない。「現場ー戦場」において時にハプニングが起こったりする。

 また「奇襲」は相手の意表を突いて攻撃することであるから、そこに整合性は無い。「手段を択ばない・必勝」が、結果が在るのみである。(イスラム国、拠点一斉爆撃ー人質問題そのものの抹消)



 近代戦は、一昔前は「総力戦」と言われた。軍事水準・兵員数・国力の総和。モラルー戦争遂行の国民意志・生産能力・輸送能力また、各兵器の総数が勘案された。

 近代はそこに「電子戦」の文字が加えられ、ハイテク兵器が勝利の行方を決定する。




 とか、なんとか、かんとか……。それを「鼻で笑う」者たちがいる。


 反逆者やゲリラ、また「テロリスト」がそれだ。その手にある武器はナイフ・山刀・「敵よりの鹵獲品」、または「某大国」よりプレゼントされた類のモノである。

 見たまえ。繰り返し流されるニュース。「ISIS」の手にする銃の多くは「米・ソ」よりのプレゼントだ。

 そして今夜のニュースでアメリカのスポークスマンが言った、「我々はイスラム国に対して2000回の空爆を行い、6000人を殺害した」だとさ。これは野蛮な行いではないのかい。

(産経ニュース・空爆2000回、「指揮官の50%殺害」も弱体化に至らず)

 それは、めったに「ニュース」に流れない。

(今夜のNHKニュース・今朝の民放には「めずらしく」あったけれどね)


★「ベトナム戦争の教訓」として「茶の間に戦場を流すな」というのがあるからだ。


 方や「ISIS・アルカイダ・ボコハラム」などの「少女爆殺テロ・児童誘拐ー人身売買・13少年射殺などなど」の野蛮な事件は、洩れなく報道される。 



 それで、どっちが野蛮なんだい?! 6000人は兵士なのかい。民間人は数えたのかい。

 どっちもどっちも、している事は「野蛮な事」だよね。



 「湯川・後藤氏、拉致事件」は、それらの情勢・状況下で起きた。「軍事オタク・死の商人ー志願者」の銭儲けに「ジャーナリスト」が振り回された。その背景には「有志国連合=米英仏猶など+アラブ富裕国」に参加表明した、我が国政府代表もいる。

 昨年八月に湯川氏拉致事件があり、十月に後藤氏は彼の救出に向かい、残念ながら、逆に誘拐されることになった。そのことを日本政府は遅くとも十一月には知っていただろう。しかし、日本政府はその時点では「テロに屈しない・テロと戦う」などと繰り返している。それじゃ「見殺しにする」つもりだったのかい?!


◆安倍総理大臣の中東政策スピーチ−2015年1月17日 於・日エジプト経済合同委員会

 美辞麗句・調子の良い事、どうだろか?!「死の商人・軍事オタク・ネトウヨ・どこぞの社長さん」などなどは諸手を挙げて「万歳三唱」するだろう。


 けれども「その金」は、どこから出てる?!



 その最中「ISIS」は「人質二名の殺害予告」を公表した。おまけに民放などが「昨年の二十億円要求ー政府無視」までさらけ出した。

 日本に緊急帰国した「安倍総理の顔」をテレビカメラは捉えていた。その顔を見たかい?!

「国民の生命と財産を守るため……」 誰の言葉だ?! そして「テロに屈しない・テロと戦うー集団的自衛権」を繰り返す。



 そこに見える国際戦略は「有志国連合=米英仏猶など+アラブ富裕国」=「富裕国連合」に日本も加わるということだ。そして日本が「世界秩序を守るー世界支配の枢軸国」になるということだ。それが「価値観の共有」ということらしい。


 ここに「中・露」は加わらない。「元・今、共産党」の赤い絆を持つ彼らは「自国の利益のため」それぞれに国際戦略を描く。中国はそのための銀行まで設立し途上国を飲み込んでいる。


 この大国二国で大陸土地面積の多くを占める。そこにアラブ・アフリカの友好国を得たい。富裕国連合はそのことを阻止したい。そして「個別利益」も上げたい。


 そして前世期にアジア・アフリカ・アラブ・中南米で「戦争」は起きていた。日本は「平和憲法」のおかげで「商社」や「特殊な」人たちを除き、守られていた。

 その「戦争の仕掛け人・遂行者」にアメリカが熱心だったことは「ゴルゴ13」などの読者、また戦争映画・アクション映画、冒険小説愛好家なら既知の事であるだろう。



 よって、米国も英国も「どこぞの社長さんたち」も、安倍総理に釘を刺す。「テロリストの要求に屈してはならじ」と。安倍総理の苦悩は……??


「……国民の利益」を見守るのに忙しい。

よって「……国民のみなさん」なのだろう。これは選挙にダイレクトに対応している。



 国民世論も「極悪人はISISだろ!」とか。「憲法九条で自衛隊は人質救出が出来ない」とか。果ては「○人、皆殺しにしろ」とか。

 そのような「汚い書き込み」はもっぱら「99%」の住人であるのだけれど、スキルを上げて「社長になってリッチな生活」を夢見るように日々訓練されていて、それが「信仰」すら抱くのだから困ったもんだ。

 そして信仰は「日々のわずらわしさ」を試練と受け止め、また「新たなステージの誘い」に、自らを、仲間を駆り立ててゆく。「汚い書き込み」の「イイネ!」カウントは「集票マシーン」稼働の予行演習でもあるのだろう。


 ここに安倍政権擁護は自明の理となっている。「補完政党」の由縁だ。





 彼らを「鬼っ子」に仕立てているのは他ならぬ英米仏猶など先進大国でである。ここに「日本が加わった」ことでISISは「人質処刑予告」で安倍総理に切り返した。

 そう、彼らは切り札を切る時期を待っていた。そして「二人」がニュースになるまで「ほとんどの日本国民」が二人の事を忘れていた。たぶん「誰か」さんたちも。その狼狽ぶりをカメラは捉えてしまっていた。



 ヨルダンには、「お国」としての面子も問題も抱えている。そして彼らも「アラブ富裕国」として有志国連合に参加している。よってアメリカと共に「お国の事情」でISISに爆弾の雨を降らせていた。(何発だろう??)

 また金満家の「息子たち」に兵役はあっても「土を被る」ことのない「空軍」に行く。英才教育を受け「英語もできる」エリートなのでパイロットになることが多いのだ。これは多くの国に見られる傾向でもある。

 ISISは巧みな「人質利用」で何かの成果を得ようとしている。それは後藤健二氏を「最大限」利用する方法だ。「人質」として、また「代弁者」としても仕立てている。



 そして「台本通り」に、しゃべらせるのだ。

 虜囚の身として、彼に抵抗・反抗は出来ない。(赤あざを見ろ)

「声が変だ」 彼は……、「仕立てられ」ているのだ。



 私たちは「支配者・指導者たち」の世界戦略=「各国・個別利害」を見据えて、

 尚、それを超えた処で「何が人類にとって有益な事なのか」と考えて行動する必要がある。

 それが後藤健二氏の行為だった。よって彼は火中に飛び込んだ。

 彼は「平和国家・日本」のブランドさえ、湯川氏を助け出すことで守ろうとしたのだ。

 


 インターネットは、その事の有益なアイテムでもあるだろう。

 どこぞの「政府」や「オカルトISIS・ボコハラム・アルカイダ」などだけに利用させてはつまらない。

 個々のブログで発信するなら、それを大きな声にしなければ「つまらない」よね。


(ありゃ、言っちゃったね〜。わたしゃ「ここ」使わせてもらうよ。でわでわ…)



◆パイロット解放なら死刑囚釈放の用意=ヨルダン政府報道官
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3247883


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