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2015年01月28日13:02

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労働制度をもう一度考え直す必要があるのでは?

「過労死ライン」の残業時間に衝撃
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=3246951

「過労死ライン」の残業時間を越えて仕事している人が普通とのこと。
それだけ仕事をしなければならないくらい、日本の産業は追い詰められているのでしょうか?
むしろ仕事のしすぎで過剰供給に陥っていることが、近年の頻発する経済危機を招いていると思うのですが。


過剰供給が恐慌を起こすことは、既に19世紀にカール・マルクスが『資本論』で指摘していることです。
それゆえ、マルクスは共産主義を提唱しましたが、これもまた極端な思想でした。

それを修正したのがケインズの近代経済学で、「有効需要の創造」として知られていますが、
本来は、「どうすれば失業者をなくせるか」が最大のテーマだったようです。


今は失業者だけでなく、ワーキングプア層の増大という問題もあります。
これは派遣労働の規制緩和がもたらしたものと考えています。
それに追い打ちをかけるように、労働時間規制撤廃の論議が進められています。
成果で評価すると言っても、誰かが評価するわけで、
そこに恣意的なものが介入することがあり得ることは十分考えられることです。


ここは、同一労働・同一賃金制度を元に全てを考え直すことが必要ではないでしょうか?
(経営者・中間管理職・労働者の賃金は、前者ほど高くなることについては当然と考えていますが)




注)1月29日kentkeanさんやツワッケルマンさんへのレスの後に追加

失業者をなくすことやワーキングプア層の賃金の底上げは、
結局それらの人々の収入を増やすことにより、消費拡大への道を開くことになります。
それは所得税等の直接税収の増加になり、また、生活保護等の国家の支出を減らす事への貢献にもなります。
すなわち財政再建への道を開くことになります。

失業者を減らし、ワーキングプア層の賃金が増加すれば、それはすなわち需要の増加で、
それに沿って供給を増やせば、当然工場稼働増加やサービス拡大が必要=雇用の増加にとなり、そうするとケインズの言う「乗数効果」がもたらされ、経済発展がなされると考えています。

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